出雲大社へ新年のご挨拶、雪降る夜の日本料理と旅する寝台列車


どうも、n o v a です。

先日僕が参加しているCreobirth Academyのコミュニティで今年初となる美食会「冬」の集いがあり、今回は島根県出雲市にある出雲大社へ行って、日本海の幸や地元の食材を中心とした日本料理を食べて来ました。


この美食会は「お金で買えない体験価値」をテーマに四季に合わせて開催される非常にクローズドな企画です。


Creobirth Academyの運営者でありCA美食会
の主催者でもある「ゆうきん」さんをはじめとして、

最近ではプライベートでもお付き合いさせていただいてる
月収2000万を稼ぎ出す「ナカムラユウキ」さんなど、

コミュニティメンバーであるビジネスリーダーや
近い将来のリーダー達が集まって四季折々の美食を体験しつつ
みんなで夢を語り合い、そしてエネルギーをシェアしあって、

そしてお互いに進化・成長を加速し合いながら
ワクワクするひとときを過ごそうという企画です。


去年は伊勢神宮に行って「幻の脱皮伊勢海老」を味わってきましたが、
今年は神話の国と言われる「出雲」が舞台。


毎回そうですが、今回も人生初体験の連続で、
初出雲、初島根、そして初中国地方。


さらには人生初の寝台列車での往復など
濃厚な2日間を旅してきましたので、

出雲大社へ興味ある方にも参考になるように
今回は長編コンテンツ「旅のレポート」としてお届けしようと思います。


神話を旅する寝台列車

東京から出雲への旅ということで、交通手段は普通に飛行機でも良かったのですが、
あえて寝台特急「サンライズ出雲」を利用することにしました。

というのも寝台列車って乗ったことなかったので、
これは良い機会だということで、一度乗って見たかったんですね。





いくつかの個室があるのですが、
僕はこういうときは一番高い部屋か一番安い部屋と決めています。


なので本当は一番高い個室を狙っていたのですが、
残念ながらVIP寝台個室は早々に(3分で!)埋まってしまい
それならばと一番安い「らくらくシート」を選択しました。


後で話しますが嬉しいハプニングもあってこの選択肢は大正解。


個室もいいと思いますがこういう
雑魚寝のような感覚も旅の感じがしていいですね。


「らくらくシート」



車内には「シャワールーム(320円)」や「ドライヤー」も完備されています。




初めての寝台列車で小学校の遠足のようにワクワクした気持ちでいると
何と偶然にも同じコミュニティで切磋琢磨する
今回美食会の初参加の「SHOTARO」さんとバッタリ出会いました。


彼はネットビジネスを始めわずか3ヶ月で月収80万を達成されてしまい
月収が本業の2倍以上になってしまったという方で、

近い将来リーダーとして活躍が期待されているひとりなのですが、
お会いするのは今回が初めて。


「おお、これは幸先が良い!」


何故って?


だって年末年始のごあいさつでもお届けしましたが、
僕の今年のテーマは「仲間」ですからね。


縁あった人との関係を大切に育んでいき
出会いを絡めて目標を達成して行くことでしたから
まさに幸先の良いスタートでなわけですね。


彼と一緒に寝台列車に揺られながら
共に今後のビジネス展開や理想世界について

熱く語らっているうちに、いつの間にかいい時間となってしまい、
気がつくと乗客も次第に眠りにつき始め、車内が静かになってきました。


「それじゃあ僕らもそろそろお開きにしますか」


その後は一人で真っ暗な車窓からヒヤっとする冷たい空気を感じながら
僕のクライアントさんであるTGE生一人ひとりについて考えるうちに、
次第にまぶたが重くなり、そのままウトウトと眠りに・・・


・・・

・・・

・・・


神話の夢舞台

昔々世界は天界と地上に分かれており、
それぞれ「天つ神」と「国つ神」が治めていた。


「天つ神」でありながらも天界を追放された
スサノオは地上へと降りヤマタノオロチ伝説という武勇伝を残し、
またそのまま地上で「国つ神」を生み出していった。


そしてその6代後の子孫にあたる「国つ神」である
オオクニヌシが地上を治めたとき、


「天つ神」の最高神であるアマテラスは
地上は「天つ神」が治めるべきであると
オオクニヌシへ国を譲るように交渉する。


何人かの使者をやり過ごしたオオクニヌシも
最後は力比べで負けてしまい国を譲ることとなる・・・


天界を「高天ヶ原(たかまがはら)」
地上を「葦原中国(あしはらのなかつくに)」


といったそうな。。


・・・

・・





陽の光で目が覚め、
まぶたを開くとそこは一面の銀世界。


一昨日から降った雪が積もって
あたり一面に雪化粧が。


岩手県で生まれて育った僕としては、
なんとも言えない懐かしい気持ちでした。


まさか初めての島根でノスタルジーを感じるとは。


出会った仲間と楽しく語り合ったり
窓の外に広がる銀世界を眺めたりしながら
季節の表現というものに感激しつつ出雲へと到着・・・


・・・・


実は出雲には到着しなかったんです・・


あと30分くらいで出雲かという頃に
おもむろに耳に入ってきたアナウンス、


「足立美術館にお越しの方は・・・」


旅は道連れ、世は情け

実は出雲へ行った際には、
日本庭園や日本画家である横山大観をはじめとする
貴重な日本画コレクションで有名な「足立美術館」へと足を運びたいと思っていました。


いったん出雲市駅についてから、
来た道を戻る感じで向かおうと思っていたのですが、


「足立美術館にお越しの方は、こちらの駅をご利用ください」


とおもむろに聞こえてきたアナウンス。


「もしかしてここで降りた方が近いんじゃないか」

「でもここでもし間違ったら・・」


そうこうするうちに列車は止まって


「プシュ!」っとドアの開く音が・・・


「よし、ここで降りよう!」


と急いで荷物を手に取って一緒にいたSHOTAROさんへ挨拶をします。


「じゃあ、僕は途中でよりたい場所があるのでここで降りますね」


しかし旅は道ずれと言うじゃないか・・と
なんとなく引き返えして、


「一緒に行きますか?」


とたずねると、


「行きます!!」


と二つ返事でオッケー。
ドラクエさながら彼も一緒に旅することに!


「え?」


いやいや無理やりじゃないですよ・・・
ほら、旅は道連れですからねッ^^;


いきなり誘われた彼はトランクに荷物を詰め込んで慌てて途中下車!
トランクから絵に描いたようい荷物がはみ出ていました。(笑)


駅前には発車寸前のシャトルバスが留まっており、
急いで飛び乗ったらもう安心!


さて出雲の旅の最初の目的地である「足立美術館」へ出発!


足立美術館

創設者である足立全康が「庭園もまた一幅の絵画である」と言ったように
背景の悠然とした山々と日本庭園との調和は、
四季折々にさまざまな表情をもたらす一期一会の美しさに満ち溢れていて

この日は、一昨日からの積雪により苔の美しさは無いものの
まさに「冬」ならではの一期一会の美しさを堪能することができました。







茶室「寿立庵」
日本庭園を眺めながらいただく「お茶」はまた格別でまさに至福の一服。


本当にここには何時間いても全く飽きないです。







足立美術館の展示室では1年間を通して「四季の日本画」と題して
春夏秋冬それぞれの季節を感じさせる日本画が紹介されています。


「横山大観」による数多くの作品からは
批判を受けながらも、その枠にとらわれない発想力と表現力で
日本画の世界の枠を大きく広げていったその生き方に刺激されました。


そして「榊原紫峰」の作品からは
横山大観のダイナミックさとはまた異なった
その作品から醸し出される凛とした空気や几帳面さからは
彼の日本画に対する真摯な姿勢が感じられ、

僕もこのように在りたいものだと、
理想とする目指すべき人物として心に刻まれました。




骨董品では漫画「美味しんぼ」に出てくる
海原雄山のモデルとなったと言われる
北大路魯山人による独自の美的世界が目を引きます。





いずれ北大路魯山人ゆかりのお店をめぐる旅をしてみたいですね。


そうこうするうちに、
あっという間に3時間が経ってしまいました。


日本庭園なんかは1日中眺めていても飽きない感じですから
もし訪れる機会があれば十分に時間を用意していくことをオススメします。


あと音声ガイド(500円)も貸し出されていますので受付でお願いするといいです。
(なぜか音声ガイドは案内表示されていなくて、こちらから言い出さないといけません。)


足立美術館を出ると、先ほどの陽気さからはガラリと変わり
曇り空の下、ゴーと雪が吹雪いています。




「これ、大丈夫かなぁ・・」


と一握の不安を胸に次なる場所へと向かいました。


それは何故かというと、


それは次なる場所が数ある出雲の神社の中でも
秘境と言われる山奥にある神社だから。


それが「韓竃神社」です。


韓竃神社

出雲一の秘境神社と言われる「韓竃神社」へと向かうために
近場の駅である「雲州平田駅」に着くと、

早速タクシーに乗り込んで、


「韓竃神社までお願いします」というと・・


やっぱりと言うか、不安が的中で、
その地元のタクシー運転手からは


「いやぁ〜今は雪降っているから無理だよ」

「しかもお客さん革靴だし、やめといた方がいいよ」


そんなことを言われ、
ちょっと心が折れそうになりつつも


「いやぁ、東京から出てきたんでどうしても行きたいんです」


諦めきれずに決め兼ねていると
運転手さんも見かねて、


「足何センチ?」

「じゃあ、長靴かしてあげるよ」と

(おお!なんとも男気のある!!)


そして相方とともに長靴を借りて行くことに。




それでも、、


「でも雪が残ってるからどこまでいけるかわからないよ」

「途中までしか行けなかったらそこから1時間かけて歩いてね」


なんて念を押されました。


いやいや、1時間かかると
今日のメインである「美食会」に間に合わないよ!


そしたら断念するしかないな・・・


祈るような気持ちで乗っていましたが
結局この地元のタクシー運転手さんは

細く雪が積もった道を慎重に登ってくださって、
ありがたいことに鳥居の前まで来ることができました。


ここは山奥の秘境神社というだけあって携帯もタクシー無線
すら繋がらないので運転手さんが下で待っててくれることに。



「40分経って降りてこなかったら迎えにいくからね」


「ええッ!どんだけなの!!」と思いつつもいざ参らん。




今年の2日には東京の「愛宕神社」へ参拝に行って
有名な「出世の階段」を登ってきましたが、こちらはそれ以上。


どれだけ出世できるんだって感じです。笑
ちょっと写真だと伝わり難いんですが雪も積もっていてさらにツライ・・・




上まで登り切ると、

「おおお!」

これがウワサの45センチしかない岩と岩の隙間か・・・
これは太っている人は階段上り下りして痩せてからということなのか・・。




無事に岩と岩の間を抜けると、


「ついに到着!」





ふと気になって横を見ると、
道がない場所に小さな「ほこら」がありました。


なんか不思議な感じです。




ちょっと上を見たら・・・


・・・・

・・・・


「・・・!!!」




「怖!!」


これ顔にしか見えないッ!


どうしても気になって帰りぎわに
地元のタクシー運転手さんに尋ねてみるも「知らない」とのこと・・。


うーーーむ。
謎は深まるばかり・・。


この韓竃神社は険しい道を通るので、こちらに行かれる際は、
カジュアルな服装とスニーカーが必須ですね。


また後日、他のタクシー運転手さんに聞いたところ
あの雪でそこまで行ってくれる運転手さんは中々いないとのこと。

雪の日は中腹で降りて歩いてもらうって言ってました。
いや〜ありがたかったです。


行かれる場合は冬は避けたほうが良さそうですね。


韓竃神社は雲州平田駅からタクシーで25分くらいの場所にあるのですが
同駅からタクシーで5分ほどの場所にある日本料理のお店。
それが今回のメインイベントである美食会の舞台となる「松翠苑」です。


さぁ、ここでようやくコミュニティの仲間たちと合流していよいよ美食会が開催されます。


松翠苑

出雲といえば、ヤマタノオロチ伝説が有名ですが、
そのヤマタノオロチ伝説を生んだ斐伊川近くに古くから居を構える料亭「松翠苑」





日本庭園や茶室を自由に歩くことが可能ですが、
歩く際は飛び石の上を歩くようにしてくださいね。




昼・夕とも各一組のみの完全予約制のここでは日本海の幸や
地元の食材を中心とした日本料理をコースで楽しむことができます。


素材の味を引き出しつつ
季節感を器の中に表現する本日のお料理はこちら。












献立表のようなものは無かったので
一つ一つの料理名を忘れてしまいましたが、

地元で採れた食材を中心としたその料理は
とても丁寧で繊細な味付けがされていてとても美味。


島根県産の米、米こうじを使用した地酒「誘一献(いざいっこん)
とともに美味しい料理と楽しい会話に
花を咲かせていると流石に時間が経つのは早いもので

気がつくと外も真っ暗で、
メンバーの一人が庭の襖を開けると

ライトに照らされた日本庭園には
しんしんと雪が降っていました。


そんな雪景色の中で、
日々成長し続けるリーダーたちと夢を語り合い、
エネルギーをシェアしあって進化・成長し合える。


そんなワクワクするひととき。


今回初参加のメンバーの一人が


「不可思議な体験で非日常的でびっくりしました。」


と仰ってましたが、こういう異次元レベルの体験を通じて
進化・成長し続けることって本当に大切だと感じています。


僕らはビジネスを通じて誰かを引っ張って行くリーダーであって
そのリーダーがともに成長し合える環境に身をおくことで
さらに進化・成長を加速させることができる。


そうやって培いシェアしあってお互いに感性を高め合うことで
それを誰かへ届けて行くことができる。


僕はそれがビジネスだと思っていますし
そんな本質的な関係性を生み出す「美食会」は
僕にとって本当に大切な四季折々のイベントです。


いとあん

僕は旅先はゲストハウスに泊まる習慣があって、
今回も例に漏れず出雲市にある「いとあん」と
いうゲストハウスにお世話になりました。


なんと旅先で一緒になった彼は宿泊先を用意していなかったようで
一緒に「いとあん」に泊まることに。
(どんだけ自由人なんだろ・・・笑)


その近くに「らんぷの湯」という温泉があって行きたいと思っていたので
僕らが泊まるゲストハウス近くの東急インに宿をとっていた
仲間のひとり「SHIN」さんとも待ち合わせして温泉に行くことに。


美食会が終わってゲストハウスにチェックインして、
時計をみるとすでに9時30分近く。


温泉の受付時間は9時30分・・・


「ヤバイ! 急がないと受付終了10分前だ!!」


他の宿泊客で賑わっているフリースペースで
急いで受付を済ませて・・ん?

ふと見ると横にギターが立て掛けてある・・
何も考えずに、ポロリと指で鳴らした途端、


「ギター弾けるんですか?」

「なんか弾いてください!」


と宿泊客からブレッドのように・・・汗


一度は時間が無いからと断ったものの、酔っ払って気が大きくなっていることもあり
時間が無い中でしかも仲間を待たせているのにギターを弾くことに。。


酔っ払った勢いでバタバタと1分半程度の演奏でしたが、
こんな知らない人たちとワイワイとできる良さもゲストハウスの魅力の一つです。

それもあって僕は毎回ゲストハウスに泊まっています。


あ、そうそう、なんだかんだバタバタしながら
無理やりお願いして温泉に入ることができました。
(数分遅れました・・汗)




露天風呂に入りながら”共に今年1年をどのように進んで行くか”。
出雲の星空のもと3人で意気込みを語りあったこの瞬間は
確実に僕の大切な想い出となって心に刻まれました。


そしてゲストハウスに戻って眠りに・・・
とスムーズにはいかないもの。


まだまだ今日は続いていました。
(長いなぁ〜〜)


深夜の勉強会

温泉から戻ってから一人で一杯引っ掛けたあと
ゲストハウスに戻ると、

一緒に旅をした彼が、何やら作業をしていて
どうやら明日のセミナー資料を作っているもよう。


僕は邪魔をしないようにと、
おもむろにその横でもう一杯引っ掛けていたのですが、
(おいおい、どんだけ飲んでんだ・・・汗)


気がつくと何故かビジネス勉強会に・・・!


あれ・・・うーん。
なんでそんなことになっているのか。。。笑


でもこうやって深夜にお互いに勉強しあえる
機会ってのもそうそうないですよね。


合計4時間近くのセミナー講義をした後に
ようやく布団に入って寝ましたが、

よくよく考えてみると
この布団は彼が準備して敷いたものでした。汗


隣で寝ている外人さんのイビキをBGMに
出雲の夜が白けるのを感じながら眠りにつきました・・・


・・・


・・



ガバッと起きて、時間を見ると

「やば、チャックアウトの時間を過ぎている!」


慌てて荷物をまとめてチェックアウト。


どうやら「SHOTARO」さんは今日のセミナーのために
一足先にチェックアウトしたみたい。


出雲の旅の2日目は出雲大社と日御碕神社。


その他のスケジュールは立てていなかったので、


まずは近くのカフェに行って
トイレの洗面台で顔を洗ってシャキッとしたところで
コーヒーを片手に計画づくりですね。


今日の予定としては、
「出雲そば」
「出雲大社」
「出雲歴史資料館」
「日御碕神社」
「稲佐の浜」
「出雲阿国の墓」辺りかな。


他の神社は流石に時間が無い。というのも
今日の18時56分の寝台列車に間に合わせないといけないから。


ということで、
まずは「出雲そば」からスタート。


献上そば羽根屋本店

出雲と言えば「出雲そば」が有名ですよね。

沢山のお店がある中で、今回僕が選んだのは
創業江戸時代末期から地元の素材を生かした

地産地消のそば作りをしながら伝統の味を
大切にしている老舗の名店「献上そば羽根屋本店」





他の場所で食べた時は田舎蕎麦のように
太くて食べ応えのある感じでしたが、
こちらは細めでツルツルとした食感。





石臼で製粉し、代々受け継いだ手打ちの技術で作る
その蕎麦は、喉越しが良くて心地よく香っていました。


出雲大社

今年のテーマが「仲間」であって、
縁あった人との関係を絡めて目標を達成して行くと言うことは
やはり「縁」と言うものが大切であって、


「縁結び」と言えば、有名なのはやっぱり「出雲大社」です。




去年の伊勢神宮に引き続き、今年は出雲大社ということで
まるで神話を追いかけているかのようです。


僕はこういった大きな神社に行く前には古事記を調べてから行くのですが、
伊勢神宮の時は、天照大神(アマテラスオオミカミ)で、
「天の岩戸」「天孫降臨」が主要なストーリーとなります。

天の岩戸にみるネットビジネス
天孫降臨にみるネットビジネス


出雲の神話といえば「ヤマタノオロチ伝説」「国譲り」


地上に降りてきたスサノオの武勇伝が「ヤマタノオロチ伝説」
オオクニヌシが天つ神に国を譲るのが「国譲り」


その時に「国を譲るから、その代わりに神殿建てて下さい」って言って
建ててもらったのが、あの出雲大社です。


これが「国譲り」のあらすじですね。


時系列で並べると、

「天の岩戸」

「ヤマタノオロチ伝説」

「国譲り」

「天孫降臨」

となっています。


ということで出雲大社に行ってきましたが、
こちらは1時間ほどで回れるかと思いきやピッタリ2時間かかりました。


それでも駆け足で、宝物殿を1つ逃したので
行かれる際は3時間くらい時間を見て回るといいと思います。


多くの人があまり訪れないのですが、
出雲大社に向かって右手に5分ほど行くと「命主社」があります。


命主社

命主社(いのちぬしのやしろ)の起源は古く小さいですが、
とても貴重な神社であり、またここに祀ってある神皇産霊神(カミムスビノカミ)
世界を作った造化三神の一柱として天地万物の根源とされている神様です。


出雲大社に祀ってあるオオクニヌシが危難に遭った際に
常に助けたことでも知られています。



ここには推定樹齢1000年といわれるムクの巨木があり
知る人ぞ知るパワースポットとなっていますね。




しかし・・・またもや顔が・・・




うむ。一体何なんだ。
この旅企画が「ムー」のようになってきたなと思った矢先・・・・


その裏ある御神木。その横からヒョッコリとお婆さんが姿をみせました。


「なぜこんなところからお婆さんが出てくるんだ・・・(汗)」




なんだろ?と気になって奥に進むと・・・




「ん?」

「なんだ、あの巨岩は・・・」


そしてこのあたりの妙な雰囲気・・

明らかに感じが違う・・

ちょっと怖いような・・・


でもその巨岩の前までいって、
そのまま何となしに拝んできました。




後からわかったのですが、この巨岩は古代の神の御座所で、
それが後に神社に発展したという例としても貴重な神社のようですね。


実はこの巨岩の横がなんとなく・・・
どうしてもそこが気になって、さらに奥に進んだのですが、


見えてきた光景は・・・・



夢の島さながらの光景が・・・


なんでこんなところにゴミの山が・・・
どうしてこんな夢の島のようなことになっているんだ・・・汗


なんか嫌なものもらっちゃったかなぁ・・
途中で手を擦りむいちゃったこともあって、

普段はそんなこと気にしないんですが、
今回は何だか気になってしまったので
この先にある「真名井の清水」でお清めをすることに・・・


真名井の清水

命主社を過ぎてさらに進む人は多くないですが、
もう少し道なりに進んで行くと「真名井の清水」という清水が湧いています。




昔から出雲大社の神事に関わる神聖な清水とされていて
「神水」として遠くからこの清水を汲みにくる人も多くいるようです。


ここで手を清めて、ホッと一安心。。
(何がだろ・・笑)


が・・水質検査はされていないようです。
(え・・・・汗)


うーーん、あのゴミの山を見ちゃうとねぇ・・・。


時間を見るとすでに15時を過ぎていて、
これはまずいと歴史資料館は断念して急いで「日御碕神社」へ行くことに。


日御碕神社行きの「一畑観光バス」が出ているはずと駅まで戻るものの、
乗り場がわからずに結局タクシーで行くことに。


後からわかったのですが、出雲大社正面から左の道路を下って行くと
日御碕神社行きのバス停がありますから、そこから乗って行くといいです。
(でも1時間に1本しか出ていません)


大体25分ほどで着きます。
(往復で考えると結構時間かかりますね・・・)


今回はタクシーで行ったので、
道中、運転手さんと昨日行った韓竈神社の
話などで花を咲かせつつ日御碕神社へと向かう。


途中で廃墟となっている建物があったので
気になって運転手さんに尋ねると、

自家用車で参拝する人が増えて
今は廃墟となったドライブインだということ。


以前は観光で賑わいを見せたであろうその姿に諸行無常を感じつつ
車で25分ほど山奥に入った頃ウミネコの鳴き声とともにその姿を現しました。



※この写真は「ここから写真とっておくといいよ」とわざわざタクシーを止めてくれてくれました。


日御碕神社

「ヤマタノオロチ伝説」でも有名な須佐之男命(スサノオノミコト)素戔嗚尊とも書くこの神様は、
ここ「日御碕神社」に祀られています。




この日御碕神社は「上の宮」「下の宮」の上下二社からなり、
両本社を総称して「日御碕神社」と呼ばれます。


出雲の国造りをしたスサノオが黄泉国より

「吾が神魂はこの柏葉の止まる所に住まん」と言って「柏の葉」を投げて
占ったところ「柏の葉」は風に舞ってこの神社背後の「隠ヶ丘」に止まったということです。


ということで、ここには素盞嗚尊が
祀られているのですが個人的に気になっているのは「下の宮」




こちらはスサノオのお姉さん神である
天照大神(アマテラスオオミカミ)が祀られていて、
別名「日沉宮(ひのしずみのみや)」と言います。


伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し
日御碕神社は「日の本の夜を守る」と言われています。



最初はこの場所からほど近い海岸の「経島(ふみしま)」で天照大御神を奉斎していて、
その後「天葺根命」がこの「経島」にいった時になんと「天照大神」が降臨!!


そして神勅(しんたく)があって、現在の地に大御神を祭ったらしいです。




この「経島」は日御碕神社の聖域として一般の立ち入りは禁止。
年に一度だけ宮司だけが上陸を許されます。


古くは日御碕神社の下の宮があったけど、
神託によって現在の場所に移りました。


「神話に出てくる二人の神様が鎮座するって、それって最強じゃん?」


って思っちゃいますが

実際に「厄除け」や「縁結び」をご利益とした霊験あらたかな神社のようです。


さて・・・・と一息つく間もなく
ここでまたもや問題発生・・!!!


実はここから帰るのにはバスに乗るしかなく、
しかもまたもや1時間に1本ということで・・・


「なんと、時間が無いッ・・・・」


残るは「稲佐の浜」と「出雲阿国の墓」だけど、
そこから「駅」まで歩いてどのくらい掛かるのか・・。


確かMAPには5分って書いてあったけど、
タクシーで走った時にはそんな短くなかったよな・・・。


大丈夫かなぁ。。


またもや一握の不安とともに
このバスが「稲佐の浜」付近で止まるのであれば行くことに。


人気の無い日御碕神社の夕暮れ時、
ウミネコが鳴くその場所で僕は一人バスを待っていました。
(出雲大社と違って人が全然いなかったです)


稲佐の浜

これだけ回っていると流石に時間が無くなってくるもので
しかも東京とは異なり、出雲のバスや電車は本数が少ない。


時間を見るとそろそろ帰りの寝台列車を考えないといけない時間に・・・

しかし、どうしても行っておかなければならないところが
2箇所あってトランクケースをゴロゴロ音立てながら走って向かった先は


「稲佐の浜」


昭和60年前後までは、島の前まで波が打ち寄せていましたようですが
近年、急に砂浜が広がり、現在では島の後まで歩いて行けます。
(貝が岩肌にびっしりついていました)


神在月に、全国の八百万の神々をお迎えする浜として知られるこの浜、
有名なので写真で見たことある人は多いはずです。


じゃあここで一体何があったのか!


先に出た「国譲り」のストーリーを思い出して欲しいのですが、
その舞台こそ、この「稲佐の浜」だと言われています。


「ここかッ!!!」


実際には戦うことなく国を譲ることになってしまった
オオクニヌシはその代償として神殿を建ててくれと交渉します。


その神殿が出雲大社。


今でも問題となる領土問題や取引のやりとりが、
神様たちの間でも当たり前に行われていたんですね。


次々と使者を送って「出雲の国」を手に入れようとするアマテラス、

話の中ではオオクニヌシの息子2人も関わっていて
あっさりと譲渡に応じる息子もいれば、守ろうと試みつつも負けてしまう息子もいる。


結局は国を明け渡すことになってしまったオオクニヌシ。


国譲りを余儀なくされたオオクニヌシが
どのような気持ちでこの浜を歩いたのだろうか・・・・

神話の舞台となった稲佐の浜を歩いてみたかったのですが


「しかし急がなければ!僕には時間がない!!」


ここから走ってどのくらいかかるのかわからない
焦りとともに出雲の旅の最後の地へと急ぎました。



出雲の阿国

出雲の旅の最後の地は・・・

「出雲阿国の墓」

出雲阿国(いずものおくに)は、1572年に生まれた実在の女性です。




安土桃山時代の女性芸能者で、「ややこ踊り」を
基にして「かぶき踊り」を創始したことで知られていて
出雲大社の巫女だとも言われています。


芸能関係者や歌舞伎ファンなど多くの参拝者がくるこのお墓。





ここまで壮大なスケールの神話を追いかけてきて
最後になんでお墓まいりなの?


僕は以前に花柳流の日本舞踊を習っていた時期があり、
その時期に色々な本にあたり、日本舞踊の起源を調べていたんですが、

そうすると「歌舞伎」に行き着くんですね。


まず歌舞伎があってその中の「踊り」を抜き出して発展して行ったのが日本舞踊です。


実際に初代花柳寿輔も歌舞伎の振付師でした。


その「歌舞伎」をさかのぼると、「かぶき踊り」となり
それの創始者として名前が出てくるのがこの出雲阿国です。


その頃から一度、出雲阿国の墓参りをしたいと思っていたんですね。


僕は何においても、こんな感じで時代をさかのぼるんですが、
それって伝統芸能に限らず、音楽でもビジネスでも大切だと思っています。


歴史が浅くとも、そこには先人の知恵というものがあったり、
また歴史を見ることで、歴史の繰り返しを感じることができます。


ビジネスだったら、
今流行っているものの逆が螺旋状にやってきます。


例えばネットビジネスで言えば、最近はスマホで稼ぐ方法が流行っていて
SNSやYouTubeなど、いわゆる顧客リストに繋がらないでガンガン稼ぐ人が本当に多いです。


しかし、これも恐らく終わりが来て、
また「しっかりと顧客リストを持とうぜ」
みたいな流れになってくると思っています。


音楽でも一緒で、20世紀現代音楽の時代は耳に心地よい音楽から離れて
実験的な音楽が数多く生み出されましたが、

その後、21世紀の始まりの頃には、
真逆のヒーリング音楽が流行になりました。


現在ではまた現代音楽的な要素が
取り入れられて来たように感じているのですが、


でも全く同じことが行われているわけじゃありません。


それが螺旋状で回るということの意味です。


とか言っているうちに、
汗びっしょりで走って出雲大社前まで戻ってきました!




夜の出雲もまた美しいですね。
時間は大丈夫。何とかギリギリ最終に間に合いました。


ふゥ〜。


ダブルで着ている汗びっしょりのヒートテックを脱ぎたいぜ・・・


さて長くまわってきた出雲の旅も
いよいよ「最終章」と相成ります。


神話の夢舞台で、夢を語りあう

自分が稼ぎたいって理由でネットビジネスを始めて
それで結果を出している人は意外と多いですが、


じゃあ、いったい誰のために何のために何を届けているのですか?
と聞かれても答えることができない人も多いものです。


じゃあ、そういう使命感みたいなものを持たなければ
稼げないか、と言えばそんなことは全くなくて、

むしろ手っ取り早く稼ごうというときには
使命感みたいなものは結果としてモチベーションを下げることすらあります。


でも、でもですよ。


淡々と作業をして稼いで、そのうち作業を外注化して楽になって、
あるいは中長期的にも上手くいくかもしれない。


でもそうやって成功してから誰かと繋がっても
それってどうなんだろって。


あなたの成功した姿に興味を持った人なのか
あなた自身と本当に信頼関係で
繋がっているのかの区別って中々つかないものです。


でも成功するそのプロセスを共有した仲間がいたら
あなたの成功を喜ぶ仲間がいて、あなたも喜べる仲間がいたら。


また人ひとりの力なんて結局は微々たるものですから、
得意なことは得意な人に任せて、
自分は自分の強みで助けていくことも大切だと感じています。


それぞれの専門家と繋がることでオーケストラのように
一人では奏でることができない音楽を奏でて
体験価値を届けることが可能になりますよね。


でも指揮者も必要だし、
一人ひとりは特化した専門家だし、
また作曲者も必要ですよね。


そんなオーケストラのようなイメージで
僕は仲間を集めていきたいと考えています。


それはクライアントも含めてビジネスに興味ある人たち
全てのつながりの中から見出せると考えています。


僕は、幸せを手に入れたい人は
誰かを幸せにすれば良いと思っていて

幸せが欲しいってクレクレになっている場合は
どうやったって幸せにはなれない。


誰かを幸せにして、「ありがとう」って言われた瞬間に
それは幸せを感じることができますし、
もっと幸せにしてあげたいと感じます。


感謝した方は、感謝の気持ちで
あなたのために何かしてあげたいと感じるでしょう。


でもこれを「返報性の法則」を利用して・・とか言ってちゃ全然違くて、

コピーライティングを勉強する人はこういうテクニックを駆使しようとしますが、
相手はコピーライティングのテスト用紙じゃないんです。


人なんですからきちんとコミュニケーションとして捉えるべきなんですね。


そうやってコミュニケーションという体験をベースにすることで
コピーライティング・テクニックというものをスパイスのように散りばめることができると。


基本ベースは細かなテクニックの寄せ集めでは構築できないんです。


ちょっと話が逸れちゃいましたがコミュニケーションベースで考えると、
やはりこうやってリーダー同士がコミュニケーションをとりあって
切磋琢磨できる環境って本当に必要だなって感じます。


一般的には苦笑いされるような夢であっても
本気で語り合って、そして本気で実現して行こうと頑張っているリーダーが
集まるんですから、それは濃いですよね。


僕の今年のテーマに添えているのは「仲間」なのですが、
ビジネスって結局は人と人とを繋ぐということだと感じていて

バラバラであった人と人が繋がる”キッカケ”となるのも
またビジネスだと思うんですが、


今回の旅を通して感じたことですが、
それは「仲間」であり「ムスビ」なのでは無いかということです。


映画「君の名は」の中にこんな言葉があります。

時には戻り、またつながって
それがムスビ、それが時間

糸を繋げることもムスビ
人を繋げることもムスビ
時間が流れることもムスビ
ぜんぶ同じ言葉を使う


僕はこの言葉が好きなのですが、
この言葉に全て表れていると感じるんですね。

僕の中での今年のテーマでもある「仲間」とは「縁を結ぶ」という意味でもあって、
それは人だけではなく、時間もそうです。


だから、今年出雲阿国の墓を訪れることができたのも
時代を超えた「縁」が結ばれた結果とも考えることができますし

このタイミングで出雲大社へきたのも何かの「縁」が結ばれた結果だし
出会う仲間たちももちろん「縁」ですよね。


「縁」が「結ばれる」わけですが、
これを意識的に「結んでいく」ということがテーマである「仲間」です。


と考えると、今年のテーマである「仲間」ですが、
もっと深いところでは「ムスビ」とも言えそうですね。


旅の終着そして新しい一年の旅立ち

バタバタとしながらも、何とかサンライズ出雲へと間に合いました。
2回目の乗車ですがすでに懐かしい感じがします^^




来るときは満員だった寝台車も帰りはガラガラで、
持ち込んだビールを「プシュ」っと開けて一人で窓の外を眺めていると
今回の旅の記憶が走馬灯のように浮かびます。


今回は様々な神社へと参拝してきました。


僕の生徒さんに医大を目指して頑張っている方がいらっしゃるのですが、
その生徒さんがどうか目指す大学へと結ばれますように、

そしてTGE生の方々全員が結果をだして
今後ビジネスでも通じた良い人間関係を結んでいきますように、

そして僕自身が日々多くの方々と結ばれていることに対して
感謝の気持ちをお祈りして、今回の出雲大社の旅は終着となります。


旅から帰ってきて地元の駅に着くと「ただいま」
って気持ちになったりするじゃないですか。


旅の最後の最後のその感じがいいですよね。


ついついご近所にある小ちゃい神社へも「ただいま」
って参拝してこようかなって気持ちになります。


最近読んだ本には「神様とは集合無意識だ」と書いてあって、
妙に腑に落ちたものですが、

であれば、こうやって同じ方向を向いて切磋琢磨するリーダーたちが
みんなで集まって美味しい料理を一緒に堪能しながら、
ワクワクした気持ちで未来の話に花を咲かせ、

そして神話の夢舞台であるあの出雲で夢を語り合った時間も
一つの集合無意識をつくっていたと感じています。


今後僕らが向かう「成功のカタチ」って様々だと思いますが、
いつの日かこの旅を懐かしく思い返す時が来るはずです。


「あん時は大変だったよね」とか

「こんなこと言ってたよね」って


思い出を共有できる仲間たちがいる
ってことは本当に幸せなことだなって思います。


本当にそれぞれが全員で成功させて行きましょうね!
2018年の新しい旅立ちとして今年も良いスタートが切れました。




後日談・・・


出雲の旅から帰ってきて2日くらい経ったころに妻から


「背中が綺麗になっているよ」と・・


そう、長年背中に赤くブツブツが出来ていたのですが
それが綺麗さっぱり無くなっていると・・・


出雲おそるべし・・


とても長いレポートとなってしまいましたが、
ここまで読んでいただきまして本当にありがとうございました。


あなたにとっても良きスタートとなりますように。

[ 出雲大社へ新年のご挨拶、雪降る夜の日本料理と旅する寝台列車 ]四季を彩るコンテンツ2018/01/21 20:29