2016-08-18 21.57.05
どうも、novaです。

今日は、自分の意思で買い物をしているつもりのあなたへ真実をお話ししましょう。

もう結論を言っているようなものですが、
僕らは自分の意思では買い物をしていませんよ、
って話しになります。

ではよろしくお願いします。

僕らは感情で買い物をする

マーケティングの世界では購入に際しての選択理由は

8割が情緒的、2割が合理的といわれています。

つまり人は感情で買い物をするということです。

例えば、あなたが何かしらの買い物をして、
買った理由を説明するとき、思わず理屈で答えてしまう
そんな経験あると思います。

例えば、

「おっ。この服いいなぁ・・」

と思って買うとき、または買った後に、

「こういうデザインの服は持っていないから」
「この色の服は持っていないから」
「来週お出かけするから」
「最近は洋服買ってないから」
「今日はご褒美に・・」

などと自分に言い聞かせた経験あるのでは?

でも実は、そういう理由はあとづけで、
本当は理由が先にあったわけじゃないですよね。

欲しいっていう気持ちがあって、
そして買ったあとに理屈で自分を納得させている。

僕もよくあります(笑)

人は感覚で買い、理屈で納得(正当化)するんです。

だからセールスは感覚に訴えて売り、
理屈でその買い物を納得(正当化)させてあげる
ということが効果的なんですね。

感覚に訴えて売り、
理屈でその買い物を納得(正当化)
させてあげるということです。

感覚に訴えて売るために必要なことといえば
言葉の使い方、
つまりコピーライティングが重要なポイントになります。

それらコピーライティングは心理学に基づいています。

子供の頃から行われるブランド戦略

現代社会は情報過多の時代です。

電車に乗ってお道をあるいていても、
テレビを見ても、インターネットで検索を行っていても
常に存在する広告やCM。

至るところで僕らの深層心理に影響を与えてきます。

それら広告のコピー、言葉は、
心理学に基づいた原理原則を使った
言葉のテクニックを駆使してつくられています。

僕らが自分自身で好きになったものは
実は好きにさせられているのかもしれない。

自分自身で決断したものも
決断させられているのかもしれない。

良いとされていること。

悪いとされていること。

僕らはそれらを自分で判断する前から
知っているわけです。

男の子であれば、
小さい頃はヒーローもののアニメや特撮をみて育ちます。

ヒーローに憧れます。

その憧れは、成長とともにより現実味を帯びていき、
スポーツ選手や芸能人やミュージシャンに取って代わります。

考えてみてください。

これら全てにおいてビジネスが絡んでいます。

ヒーローものの雑誌からフィギュア、
イベントの数々・・・

スポーツや芸能、音楽、
全てが一大産業ですよね。

そして、僕らは大人になっていく。

興味も変わっていくにつれて、
そこにもビジネスが存在している。
ノスタルジアは最も強力な隠れた説得者

そして、35歳を超えたあたりから
昔の音楽などを懐かしみ出す。

ビジネスは一周してリバイバルしだす。

最近はとくにリバイバルブームですよね。

邦楽も洋楽も再結成の波に乗っています。

これは一見世の中の需要に
企業が応えることで起こったムーブメントに見えますが、
そうではありません。

現にロイヤルな世界では、
何十年先まで見越したブランディング戦略が
昔から続いています。

あなたのビジネスだとして考えてみてください。

何十年か先を読めたら、
何十年も先の計画を
ビジネスに組み込むのは
当たり前のように感じませんか?

バラ色の記憶

僕らは純粋に懐かしいと感じているけど
感じている懐かしさも企業が用意したものだし
懐かしいと感じた時に合わせて起こるブームも

実際は企業が用意したものです。

人は懐かしさに価値を持つ傾向があります。

これは人の脳の機能に関係しています。

バラ色の思い出とか、
バラ色の記憶と呼ばれる現象があります。

人の脳は過去を実際よりもより良いものとして、
楽しいものとして思い出すように作られています。

この懐かしむノスタルジアという感情を
利用したマーケティングを
ノスタルジア・マーケティングといいます。

ノスタルジア・マーケティングという手法についての
詳しい説明はマーケティング講座として
また別途お話ししていきます。

ちなみに今回お話ししたような
企業に操作されている具体例を知りたいのであれば、
以下の本が面白いです。

沢山の具体例が載っています。

 


なぜ、それを買わずにはいられないのか―ブランド仕掛け人の告白
 

では今回も最後までありがとうございました。

nova