ストーリーテリングという物語を書くスキルがあるのですが、それについてお話していきます。
ストーリーテリングとは
ストーリーテリングとは物語を書くスキルのことなのですが、なぜネットビジネスに物語を書く技術のお話が必要なのか疑問に持ったかもしれません。
ストーリーテリングとは、伝えたい物事や主張を物語調で伝えることを可能にするので、情報発信におけるコピーライティングとはとても相性が良いスキルなのです。
なぜ物語調にする必要があるのでしょうか。
それは人はストーリー調で物事を説明されると、その話を感覚的に「イメージ」してしまうからです。
イメージされた話には必然的に「具体性」が生まれます。
さらにそんな頭の中で描かれた具体性はより具体的なイメージを描くことが出来たときにほど、人はそのことを純粋に信じ込んでしまう傾向にあります。
ストーリーテリングの手法
ストーリーテリングの有効性をお話していきました。
イメージ=具体性を頭に生むことで話に説得力を持たせることだと。
そんなストーリーテリングを有効に活用するためにも読み手がイメージしやすい内容にすることや、読み手が共感しやすい内容にすることがポイントとして挙げれます。
特にもイメージしにくいストーリーを作ってしまうと、そもそもの意味がなくなってしまうので、イメージしやすい内容というのは特にも大切です。
考えてみて欲しいのですが、頭に何もイメージがわかないストーリーを延々と聞かせられることを・・入って10分で後悔させられる映画を見せられるようなものでかなり苦痛です。
ですからイメージしやすさというのはかなり重要です。
その上でやはり共感を呼ぶストーリーというものも大切です。
どんなに具体的にイメージできても、やはり共感という要素が希薄では良い反応というものは得ることができません。
感動して涙する瞬間には過去の体験などとオーバーラップさせると思いますが、それも共感ということです。
そこで、どんなストーリーが共感が得やすいのかということでお伝えしていきます。
共感するストーリーとは
もちろん人によって共感する要素というものは異なるものです。
人によって経験している物事は異なりますし、認識の仕方も様々ですから、まずは読者層を明確にすることがより大切になってきます。
その上で、ターゲットの多くが経験して、認識している物事に沿って展開させるということがポイントとなってきます。
例えば読者層をネットビジネスで稼げない人と設定します。
その上で展開させるストーリーは、当然そのようなネットビジネスで稼げない人の多くが経験して、認識していることに沿った内容である必要があります。
映画や漫画、楽曲などでの
ヒット作を見ると、
- 努力は報われる
- 苦労しただけ幸せになれる
- 正直者は報われる
- 悪はいつか滅びる
- 愛や友情の美しさ
- 世の中お金じゃない
- など、ベタな内容や歌詞が
これも現実は違うと言いながらも、心のどこかでこういう認識を信じているからでしょう。
だからこそこういうベタで、ちょっと現実的にはありえない内容でも共感を呼ぶわけです。
北斗の拳とかキン肉マンとかから、
ワンピースやナルト、ドラゴンボールから、
ミスチルとかゆずとかのヒット曲まで、
・・・沢山あります。
でもあなたも気がついている通り、
これと逆のものでもヒット作は存在していて、
- 努力は報われない
- 苦労しても幸せにはならない
- 正直者はバカを見る
- 悪は無くならない
- 愛や友情は金で買える
とかさっきとは真逆でも、やはりこういう認識や経験を多くしている人もいるわけで、やはり共感を呼びます。
結局は人の心には現実と理想が同居しているので、どちらでも共感を呼ぶことができます。
どちらを選択するかは、あなたが伝えたいことや、物事にあった展開で選んでいいのですが、大切なことは、イメージが湧いてくる必要があるということです。
イメージがわかないストーリーは意味がないということを大前提にストーリーテリングを活用していくのがいいでしょう。
誰かに読んでもらうという手もあります。
どういう読者に対して、どの方向性で共感を得たいのか。
その先にどのように行動につなげていくのか。
そういったことを意識してストーリーテリングをコピーライティングに活かしていってください。
今回はストーリーテリング入門ということで話していきました。
でも僕らは小説家でも漫画家でもないわけです。
当然、そういったストーリーテリングのテクニックをコピーライティングに活かす、という視点は欠かせませんよね。
というわけで次回はこのコピーライティングという視点でのストーリーテリングということでお話していきます。
→コピーライティングからみるストーリーテリング