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どうもnovaです。

僕らは失敗の連続の中で生きています。

僕も失敗してばかりですが、この失敗が怖くてなかなか行動できないということも往々にしてありますよね。

今回はこの【失敗】をテーマにお話していきます。

ではよろしくお願いします。

輪廻にみる失敗の連続

あなたも輪廻という言葉をどこかで聞いたことがあると思います。


いきなり輪廻とかいい始めたので、
もしかすると怪しく思うかもしれませんが
すぐに失敗ということに繋がっていきますので
少し聞いてください。


ちょっと仏教の世界観と輪廻ということについて説明すると。


輪廻とは、仏教における言葉ですが、
いわば死んだ後の迷いの世界です。


生きている者が死んだ後に、
地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の6つの世界の
どこかに再び生まれることを表しています。


単に生まれ変わることではなくて、
迷いの世界に生まれ変わる、
再生してしまうことが輪廻です。


そしてこの輪廻の輪から抜け出して、
迷いの世界から飛び出そうとするのが仏教の世界観です。

迷いの世界から飛び出そうということは、
迷わない世界にいこうということなので、


迷わない世界に飛び出そう=【解脱(げだつ)】


ということです。
すなわち【解脱(げだつ)】という目標設定のもと、
そのためのノウハウとして、
迷いの元となる煩悩の束縛からの解放を目指すということです。

失敗を繰り返す

失敗して「ああ。また同じ失敗をくりかえしたよ!」って悩み迷うことを、
仏教では「迷っている」といいます。

つまりは迷いを繰り返す=失敗を繰り返すということです。

僕らは失敗を繰り返し、迷い、輪廻の輪から抜け出せずにいるわけですね^^


まぁ、でも今回の話はこの輪廻の輪から抜け出そうとか、
そういう話じゃありません。


悟りを開くことを目指し、煩悩を捨てるのも良いですが、
ちょっと難しいので、いっそのこと失敗を前提で考えていきましょう。

失敗の美学

僕らはついつい自分に厳しくなってしまいがちです。

失敗を繰り返す自分に対して、
「なんてダメなんだ」って自分を責めたことあると思います。

もちろん1度起こした失敗を2度繰り返さないことも大事ですし、
それはとても素晴らしいことではあるのですが、
やはりいつでもそんなに上手くいくわけじゃありませんよね。


大事なことは自分を許すということです。

失敗した自分を責めるのではなく許すんです。

自分に優しく接するということです。


でも、そんなこと言うと自分に甘くなりすぎて良くないのでは?とか
ああ、ポジティブシンキングね、っとか思われるかもしれませんが、
ちょっと違います。もっと具体的な話です。


自分を許し、他人を許す


失敗するってことは、他人の失敗がわかるってことです。

失敗したことがない人は、失敗する人の気持ちが解らないものです。

なんで失敗するかわからないし、失敗した時の気持ちもわからない。

そして、自分に厳しく生きている人は、
「自分に厳しくないこと」がわからないことが往々にしてあります。


自分が失敗するからこそ、
そしてその失敗を自分に許してあげることができるからこそ
他人の失敗に対しても優しく接してあげることができるのです。


自分を許すことは、他人を許すということです。

自分に厳しい人は、他人にも厳しく接しがちです。


他人に厳しく接する時、人は他人に「求めている」とも言えます。


でももともと他人はコントロールできないのですから、
自分自身をコントロールすることができない人間は、
それでも他人に求めて、他人を操作しようとしがちです。


自分を許して、他人を許せたらもっと楽に生きれると思いませんか?


そしてもし、失敗する自分を許せたら、失敗する他人を許せたら、
失敗に対する恐怖ってかなり薄れると思いませんか。


今回は失敗に対する恐怖を克服する方法ということで、
「自分を許す」という角度からお話ししていきました。

それでは最後までありがとうございました。


nova