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どうもnovaです。

今回は「ブランディングを構成する感情的についての概要」のつづきとして、ここでは感情的価値を高める8つのテクニックについてお話ししていきます。

前回お話しした感情的価値を高める8つのテクニックには以下のようなものがありましたので、今回はこれらについて一つ一つ丁寧に解説していきます。

今回の話で感情的価値に関する理解をさらに深めていってください。

ではよろしくお願いします。

1・オリジナリティをだして感情的価値を高める

オリジナリティって聞くと難しく考えてしまうかもしれませんが、これは”あなた自身”と思ってもらえれば分かりやすいと思います。

人って結局のところ皆違うじゃないですか。

違うから、相手が考えていることって100%は判らないし誤解が生まれてコミュニケーションに支障をきしたりするわけです。

人は皆違うってことは、そのままでも皆んなそれぞれの色を持っているってことですので、その自分の色をそのままコンテンツに出すことができれば、あなたのオリジナリティがコンテンツに出てきます。

また自分が得意なこととか、自分の強みというものを全面に出していけば、よりオリジナリティは高まり、あなたの色が濃く出てきます。

そうはいっても、自分に「オリジナリティなるもの」を感じ取れない場合もあると思いますので、その場合は《現在の自分》と《過去の自分》とをコラボレーションさせて、まずはテーマを明確に決めてからコンテンツを作っていけば自ずとオリジナリティあるコンテンツになっていきます。

オリジナリティについては、宜しければ、こちらの記事も参考にしてください。
→ ブランディングの変遷

大切なことは自分の価値観をしっかりとコンテンツに反映させるということです。

コンテンツを発信することとは、結局は自分自身をコンテンツ化してメディアに乗せるということです。

メディアに乗っかった自分の価値観は、同じような価値観をもつ人に響き、共感を呼びます。そしたらあなたに親近感が出てくるし、好意の気持ちも出てきます。

だからこそ、感情的価値を高めるためにもコンテンツ作成時に「自分自身のオリジナリティ」を全面に出していくことが大切な要素となります。

2・情熱をもったコンテンツで感情的価値を高めていく

情熱をもって書いた記事にはある種の熱がこもります。

オーラと言い換えてもいいです。

あなたは、あなた自身のサイトやコンテンツをどのように捉えているでしょうか。

サイトもコンテンツも育てていくものですし、サイトもコンテンツもあなた自身の作品であり、あなたそのものでもあるのです。

あなたそのものなんていうと大げさに聞こえますか?

でもこう考えてみてください。

あなたにとって僕という人間はどこで判断されますか?

この記事やほかの記事を読むこと少しづつあなたの中に僕が形成されているという話なのですが、例えばあなたが何かを検索していてこの記事を読んでくださっているとしたら、僕に対してのイメージって何もないと思います。

でもこの記事を読んだ後には、僕に対して良くも悪くも印象が少し残ると思います。

もし、プロフィールやHISTORIAを読んでくれていたら、またイメージが変化するかもしれません。

感覚が異なる方には悪い印象を持たれるかもしれませんが、でもそれら全てがこのサイトで判断されているということが重要な点となります。

この人がどんな性格の人なのかはわからないけど、漠然とこんな感じの人っていうイメージってあると思います。

このサイトの記事を何度も読んでくださっている方の中には、しっかりとイメージされている方もいるかもしれません。

つまり”あなた”にとって僕という存在は、このサイトやコンテンツそのものってことです。

このようにサイトやコンテンツというものはあなたそのものなのです。

ぜひそのような意識でしっかりと信念や理念をこめたコンテンツを作成してみてください。

そのコンテンツには熱がこもり、そこに共感した人たちの感情的価値をどんどんと高めていきますから。

3・コンテンツの内容で感情的価値を高めていく

コンテンツの内容や魅せ方でも感情的価値を高めていくことができます。

このために有効な手段の一つがストーリーで語るということです。

ストーリーは聞き手の感情を引き出す効果がありますし、事実として多くの人がストーリー(=物語)が大好きです。

子供のころから馴染み深いのも物語ですよね。
物語はコピーライティングで必須の4つの壁を簡単に越えていきますし、とくにも優れた物語は、読者をぐいぐいと引っ張る力があります。

ストーリーについては別途ストーリーテリングの講義でお話をしていますが、このストーリーで語ることで読者の感情的価値をどんどん高めることができますhし、あなたの伝えたい内容も興味をもって深く聞いてもらうことができます。

またコンテンツ媒体も重要です。

文字で伝えるのか、音声をとって伝えるのかでは印象が異なりますし、動画であれば映像という要素も加えることができます。

スカイプやLINEをつかったチャット、対面コンサルなども含めるとさらに価値は高まってきます。

一般的に以下の順で価値が高くなっていきます。

文字<音声<動画

スカイプ<コンサル<対面

また、記事一つとってもPDFなどのダウンロードできるものの方が価値が高くなります。

動画や音声でもダウンロードできるようにしていた方が価値を感じてもらえます。

つまり所有できるようにするということです。

4・単純接触効果で感情的価値を高める

これは人は接触頻度が多い方と、抵抗がなくなる傾向があるということですが、
ネットビジネスでは、コンテンツの更新とメルマガが主な手段となります。

ただ、メルマガ配信は単純接触効果をねらってバンバン出すと逆にウザたがられますので注意が必要です。

これは、恋愛を想定すると判りやすいですね。

初対面よりも何度かコミュニケーションをとってからのほうが心を開いてくれますよね。

でもだからと言ってどんどん電話したり、やたらとメールしたら嫌がられて逆効果になるのは当然ですし、最悪の場合には迷惑メール行きです。

逆に一方的に送りつけるわけではないコンテンツの更新はバンバンやっていったほうがいいです。サイトが活き活きとみえますし、読者も楽しみにして来てくれます。

楽しみに来てくれるということは、感情的価値が高められている証拠ですから。

コンテンツの更新はどんどんやっていきましょう。

5・迅速な対応で感情的価値を高める

迅速な対応は相手の感情的価値を高めます。

誰でも待たされることは嫌なものです。

慣れていたとしても、やはり迅速かつ丁寧な対応をされたら気持ちが良いのは誰でも同じですし、誠実さを感じますよね。

タイミングの問題で毎回迅速な対応は難しくても、なるべく迅速で丁寧な対応を心がけていることは大事ですし、そういった心がけというものは相手に印象を与えます。

そして好印象は当然のこととして感情的価値を高めることに寄与します。

6・特別感をだすことで感情的価値をたかめる

あなたのファンに対してはそうでない人たちと差別化をしてあげた方がいいです。

いい意味で特別視されることは気持ちの良いものですし、感情的価値を大きく高めます。

仮にあなたの中のキャラクターが、どんな人とでも分け隔てなく接するような人物だったとしても、特定の相手に対しては特別感を出してあげるべきですし、実際そのようにされたお客さんは喜んでくれます。

7・信頼関係を構築していき感情的価値を高める

信頼関係の構築です。

信頼関係を高めるためにできることを話していきます。

一言で言うと「目の前にいる人のために親身になる」ってことです。

自分の家族のように思って、助けになることを精一杯やることで信頼関係というのは高まっていきます。


もう一つ、自分自身を信頼するということです。

自分自身を信頼できないのにましてや他人を信頼することはできませんよね。

そして、他人を信頼できない人を信頼するってことは中々に難しいです。

つまり信頼の原点は自分を信頼するってところからです。

ここは感情的価値を高める以上に深い話になってくるのですが、ぜひ意識してみてください。


またミラーリングやペーシングといったテクニックもあります。

信頼関係を気づくためのテクニックです。

簡単に言うと、ミラーリングは相手の動作や仕草をそれとなく真似ることで、親近感を持ってもらうテクニックです。

ペーシングは相手のリズムや強弱に合わせ相槌を打ったり質問したりすることで会話を発展させるテクニックです。

これらのマインドやテクニックを使用することで感情的価値を高めていくことが可能です。

8・情報発信を素の自分に近づけることで感情的価値を高める

ファンとの距離が近づいてくると自分の悪いところも見えて来きます。

リアルな自分と、キャラクター構築された自分の差異が顕著に見えて来きますので、リアルな自分が見劣りするような状態ですと、その差異がマイナスに働くことになってしまいます。

そのためにも日々知性と感性を磨き続けていき、理想的な自分になっていく、もしくはサイト内でのキャラクターとリアルな自分との距離を縮めていくことが必要になってくきます。

これは、そのまま次回お話しする予定である自己表現的価値に繋がる話なのですが、機能的価値と感情的価値でブランディングはできます。

しかしその土台となる部分、核となる部分、それが自己表現的価値と言えます。

この土台がしっかりとしていることで、機能的価値と感情的価値をしっかりと構築することができます。

次回はそんな本質的にブランディングの基礎となる自己表現的価値についてお話していきます。


→ 自己表現的価値をはじめから丁寧に