どうもnovaです。
今回は感情的価値についてです。
これは平たく言って『好き嫌い』のことです。
まずはおさらいになりますが、
ブランディングとは言ってみれば『感動させる』ということです。
その感動させる要因には3つあって、
機能的価値
感情的価値
自己表現的価値
の3つでしたね。
今回はその中の『感情的価値』についてお話していきます。
機能的価値で圧倒させてブランディングを強化させていきます。
しかしながら特にも最近の傾向として機能的価値をもつ商品やサービスは簡単にコピーされてしまいます。
同じような商品やサービスが増えると当然、
そこで他との差別化をはかりつつ更にブランディングを高めるために必要になってくるのが今回お話する『感情的価値』です。
『感情的価値』を高めることによって、他の商品やサービスとの差別化を図ることが可能となっていきますので、しっかりと学んでください。
ではいってみましょう。
感情的価値とは
まずは感情的価値とはどのような価値なのかってことですが、冒頭でお伝えした通り『感情的価値』とは好き嫌いのことです。わかりやすく音楽を例にあげて説明していきます。
まず、あなたの好きなミュージシャンを思い浮かべてください。
そのミュージシャンの技量を考えて欲しいのですが、例えばクラシックの演奏家、それもソリストになるほどに技術力の高い演奏家と比べてどうでしょうか?
世界でトップレベルのテクニックを持っているでしょうか。
その業界で圧倒的なテクニックを持っているでしょうか?
逆にそのような素晴らしい技術をもっていなくても、あなたが大好きなミュージシャンっていませんか?
YouTube とかで圧倒的なパフォーマンスを見せてくれる動画があって、「すごい!」って思ったとしても、あなたがその人が好きかっていったらおそらく、うーん嫌いってわけじゃないけど…とかってなることも少なくないのではないでしょうか。
圧倒的な技術で「すごい!」って感動することはキッカケになるとは思いますが、やはり「すごい!」よりも「好き」のほうが強い感情ですよね。
別に技術面では普通レベル。でも心に響いて、共感できて、理屈じゃなく大好きなアーティストって沢山いると思うんです。
僕は、すごいテクニックをもったような子供、いわゆる天才少年・少女などの演奏に感動したことがなく、今でもそういった天才少年・天才少女系の話題には全く興味がないのですが、やはり見たり聴いたりした時に「すごい!」っては思います。
でもそれ以上にはならないんですよね。
「すごいなぁ〜」「うわー」で終わり。
どうしても『音楽や演奏』にその人の人生の薄さが出てしまう。
もちろん子供ですから当然といえば当然です。
でももしそこで「好き」になったら、応援したいって思うと思うんです。
だって将来が楽しみじゃないですか。
でもその応援したいっていう気持ちが出てくるのって、圧倒的なテクニックを持っているからだけじゃないですよね。
それはキッカケなだけで、応援したいっていう気持ちは「好き」だからだと思います。
これが感情的価値です。
「すごい!」って思わせるのは前回お話しした機能的な価値の部分であり、「好き」という部分が感情的価値です。
人間関係でも同じですよね。
いくら圧倒的な能力があっても、才能があっても、努力したという経験があったとしても「すごい」とは思うけど、「好き」かどうかは別問題ですよね。
逆におっちょこちょいな人であっても、愛嬌があって「この人なんか好きだな」っていう人、あなたの会社などにもいるかと思います。
機能的価値よりも感情的価値のほうが人はついてきます。
ブランディングとはあなたにファンが付くということ。
そう考えると判りやすいですね。
恋愛と置き換えて考えても同じですね。
むしろ恋愛に置き換えてお話ししていったほうが興味深かった?(笑)
いずれその切り口からのお話しもすると思います。
恋愛とビジネスって非常に相性がいいというか、ほぼ同じことをやっているので。
恋愛教材とかってあるじゃないですか。
恋愛テクニックはそれはそれで有効な時も多いでしょうが、ビジネスと一緒でテクニックだけでは宝の持ち腐れになってしまうんですよね。
少し話が逸れてしまいました(笑)
感情的価値を高めるために
次に感情的価値を高めるためにはどのようなことができるのかについてお話していきます。感情的価値を高めるために、感情的価値はどのように高めていくことができるのかってことについて考えていきます。
機能的価値は「すごい」っていう感動を与えることで高めることができました。
では「好き」という感情を高めるにはどうしたらいいでしょう。
機能的価値よりも抽象的で難しく思ってしまうかもしれませんが、この感情的価値も意識的に高めていくことができますので、それについてお話ししていきます。
まず結論から言いますと8つのテクニックを使います。
感情的価値を高める8つのテクニック
1・オリジナリティをだして感情的価値を高める
2・情熱をもったコンテンツで感情的価値を高めていく
3・コンテンツの内容で感情的価値を高めていく
4・単純接触効果で感情的価値を高める
5・迅速な対応で感情的価値を高める
6・特別感をだすことで感情的価値をたかめる
7・信頼関係(ラポール)を構築していき感情的価値を高める
8・情報発信を素の自分に近づけることで感情的価値を高める
といった方法があります。
これだけだとよくわからないと思いますが大丈夫です、ひとつひとつ丁寧に解説していきます。
→ 感情的価値を高める8つのテクニック