どうも、novaです。

今回はGDTの法則についてお話しをしていきます。


GDTの法則とは人間の9つの欲求をまとめたもので、この9つの欲を刺激するようなコピーを書くことは圧倒的に反応率を上げることに繋がります。


前回のマズローの欲求5段階説はターゲッティングを明確にするために用いましたが、今回のGDTの法則は反応を得られるコピーライティングのために必要な奥義のようなもの言えます。

では今回もよろしくお願いします。


GDTとは3つの単語の頭文字

人の欲求を3つのカテゴリーに分類すると

3大目標The Three Greatest Human Goals
3大願望The Three Greatest Human Desires
3大本性The Three Greatest Human Teasers

と3つのカテゴリーに分けることができます。


ここからさらに3つの項目ごとに計9つの項目がありますので、カテゴリーごとに見ていくことにしましょう。


最初は「G」—Goals(目標)のカテゴリーから見ていきます。


G—Goals(目標)

ニーズに応えるということ、目標について語りかけるということです。


・Time(時間)人は時間をかけたくないーーー「時間がかからない」
・Effort(努力)人は努力したくないーーーー「努力はいらない」
・Money(お金) 人はお金をかけたくないーー「お金が掛からない」


人は本能的に時間を節約したい、効率良く(最小限の努力、または努力なしに)いきたい、お金を掛けることなく儲けたいなどと考える生き物です。


そこについて解決案を打ち出すことで反応を上げることができます。


D—Desires 願望

動機に応える、欲望について語りかけます。


・Greed 貪欲 富 名声 名誉が欲しいーーー「お金が欲しい」
・Lust 好色 美しくなりたい、モテたいーーー「美しくなりたい」「モテたい」
・Confort 快適 苦痛から逃れたいーーーーー「悩みや苦痛から解放されたい」


人は富や名声、名誉、お金など、多少なりとも欲があるものです。そこまで欲深くない人であっても、お金を資本とする、現在の資本主義社会にあってお金は誰もが必要なものです。


またダイエットや肉体改造などの欲求は普遍的なものと言えますが、これも自分自身の魅力を高めたいという抽象度で考えると、万人に当てはまる要素と言えますね。


苦しみや苦痛を避けたいという欲求は、人の最も強い行動力につながる原因の一つと言えます。


T—Teasers(焦らす、悩ます)

本性に応える、
悩みや心配、興味について語りかけます。

・Scarcity(希少性) 囲い込みたいーーーー「期間限定です、今しか買えません」
・Curiosity(興味性) それ知りたいーーー「〜な方法とは?」
・Controversy(反社会性)物議 ーーーーー「・・・」


限定性を出された時の心のざわめきを誰しもが経験あるのではないでしょうか?


また興味あることに対しての知識欲の強さ、知りたいという欲求もありますね。


反社会性には様々なものがありますが、たとえば「みんなやってるけど、こんなことを続けていたらサルにも劣るわけです」などと言われたら「え?!」ってなっちゃう。


つまりは反応するということです。


GDTの特性

G〜Tにいくにつれ強い刺激を与えることができます。


無理に全部入れる必要はありませんが、なるべくコピーに多く散りばめることで反応を得ることができる、成約率の高いコピーを書けるようになります。


しかし基本的に最低でも3つはレター内に含ませていきます。


最低でも3つ以上は含ませていかないと、お客さんの興奮は得ることができませんから。

そして人間の欲求はG→D→Tの順番で強くなっていきますので、刺激の強さは下記のようになります。


G-弱
D-中
T-強


Tにいくほどに、あなたはお客さんの感情を揺さぶることができるということです。


GDTの法則を駆使して、お客さんをぐいぐいと引き寄せ、ドバッとアドレナリンを放出させるコピーライティングのスキルを身につけていきましょう(笑)


また、書いたレターなどをGDTの9個の項目でチェックすることもできますので、上手に活用していくといいです。


GDTの法則の注意点

注意点ですが、Tにいくにつれて出し過ぎると胡散臭くなっていきます。


例えば希少性を装った文言の嵐でメールを送ってきたらどう思うでしょう。

あなただけに特別に期間限定です。
あと少しで終了してしまいます。
今回が最後のオファーとなります。
もう何も言いません。

(といいつつ・・・)

もうこれが最後の最後です!


もはやスパムにしか思えませんね。


もう何も言わないと言いつつ行ってますし・・・(笑)


ブランドどころではありませんね。


希少性をむやみに刺激すると、煽りが強くなりすぎてしまいますし、煽ると信用は少なくなっていきますから、希少性はそのつど信用残高を減らしているという意識を持つようにしてください。


ましてや信用を得る前に、希少性で煽っていたら、マイナスにしかならないわけです。


料理でいうところの調味料とか、音楽でいうところの「早弾き」のようなものですね。
ちょっと分かり難いか。。。笑


希少性は、ライティングスキルが高まってくるまでは、それこそ隠し味として使用するくらいの意識で使っていきましょう。


では今回はGDTの法則についてお話ししていきました。


今回も最後までありがとうございました。


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