どうも、novaです。

今回は「一流コピーライターの客観的視点を手にいれるために」ということでコンテンツをお届していきます。一流のコピーライターというものは客観的視点をもっているものです。そういった客観的視点とはどのように手に入れることができるのかということについてお話ししていきますので、最後までよろしくお願いします。

ではいってみましょう。


なぜ客観的視点が必要なのか?

コピーライティングとは客観的な視点で書く必要がありますし、あなたもどこかで
そのようなことを聞いたことがあるかもしれません。


あまりに主観的なことばは客観的には共感を呼ぶことができませんし、
共感を呼べないということは読まれないということにもつながります。


「読まれないということ」は「売れないということ」とは、前回もお話しした通りです。

http://creations-serialism.com/archives/1609


あなたは、客観とは一体なんなのかという疑問を持つかもしれません。


主観や客観を深く追求していくと哲学の分野に入っていってしまうので、
ここではそこまで入りませんが、


ここでいう客観とはいわゆる「普通」のことと言えます。


実は普通とはそのジャンルによります。


ビジネスで言えば市場によって異なるということです。


その市場の中での「普通」があって、
あなたの「普通」とは異なることが多いわけです。


あなたの「普通」や僕の「普通」とは主観的な「普通」です。


そしてそれら「普通」とは別に、
ある市場、あるジャンルの中での「普通」というものが存在します。


相手に共感してもらうためには、ターゲットとした相手の「普通」を理解して、
その「普通」を共有することが必要となっていきます。


ですから僕らの「普通」と相手の「普通」を擦り合わせていく必要があり、
それが主観を客観にしていく作業ということです。


主観をより客観(普通)にしていくためには、まずは主観を把握していなければいけませんよね。


つまりは自分を把握していく作業が必要になってくるということです。


主観をより客観にするための方法

主観を客観にするためには、まずは自分自身の欲求が何であるかを把握する必要があると
お伝えしてきましたが、ここからはそのための具体的な方法について話していきます。

自分自身の目的の明確化

まずは自分自身の目的を明確にする必要があります。


意外と自分の目的というものはボヤけていることが多いものです。


具体的にするためには、言語化することです。


これは紙に書くのがわかりやすいですが、言葉に出してまとめてみるといいです。


言語化する過程として言葉に出してみる。


言葉になったものを紙に書く行為によって自ずとまとめることができる。


以下からのエクササイズは全てこの流れで行ってください。


目的の明確化のためのエクササイズは4つあります。


1・願望

何が欲しくて、何がしたいのかということです。


あまり大きなことを考える必要はありません。


夢のような壮大なものではなくていいので、色々と書き出してみましょう。


もう100個くらい書き出すつもりで、なんでも思いつくものを書いてみるといいです。


こういった頭の中のものを書き出して、すっきりさせる作業のことをブレイン・ダンプといいます。



2・願望に至るためのロードマップを描く

その願望を叶えるためにはどのような行動をしていけばいいのか。


そこに至るまでに何をしていかなければならないのかを明確にしていきます。


3・願望に対してどんなアプローチが可能か

今の自分には何ができて何ができないのか。


そして何をできるようにする必要があるのかを明確にしていきます。


この段階では、今自分にできなることに限定する必要はありません。


それら願望を叶えるために必要な行動を、現実的にしていくために
どんな考えがあるか、どんな手段があるかということについてアイディアを出してみます。


能力が足りなければ身につける必要があるというだけですので、
あまりそこにこだわらずに思いつくままに書いていってみましょう。


4・現在感じていることを書く

特にもしっかりと書いて欲しいのが、不安です。


人は不安の回避のときに最も行動するので、自分が何に不安を感じているのか
ということについて把握しておくことはとても重要です。


どんな時に喜びを感じるのか、どんな時に怒るのか
どんな時に悲しみ、どんな時に楽しんでいるのか。


それらを考えていくことで、自分というものが紙の上に客観的に見えてきます。


さらなる客観化のためには・・・


さらに客観化するために必要になってくるのがリサーチです。


リサーチに関しては別途コンテンツにて詳しく解説しています。

1・セルフ・リサーチ
2・マーケットリサーチ
3・ライバル・リサーチ
4・ニーズ・リサーチ


これらのリサーチにリサーチを重ねて、最終的にはあなたの感情をしっかりと含めて、
あなたの信念や理念をこめてコピーを書いていきます。


より客観的な文章は反応がとれます。


つまり読んでもらえるということです。


上手いコピーライターは読まれるコピーを書くといいましたが、大事なことは読み続けてもらうことです。


そのためにも主観を客観に近づけていく。


そして一流のコピーライターというものは、この客観的視点を持っているということで、
それを手に入れるための具体的な方法についてお話をしてきました。


実際に行うには時間も労力もかかります。


決して一長一短にいくものではありませんが、その効果は絶大です。


ぜひ頑張っていきましょう。


では、最後までありがとうございました。


nova