どうも、n o v a です。

前回はリーダーにとってはキャラを演出することが不可欠であって、そしてそのためには自分自身を客観視することが必要、そして自分を客観視するためにどのようなことをやればいいのかってことを話してきました。

今回はそれをさらに深掘りしていきます。


自分を魅せていく

自分をどのように表現して、どのように演出していくのか
っていうことはリーダーにとって必要不可欠です。


僕はたまにステージをiPhoneなどで映像をとって
それを後で見てみるってことをやったり、

家で撮って自分で見返すってことをやります。


演奏なんかも映像に残して、そして自分で編集していくと
嫌でも自分の弾く姿から、演奏まで全てを見ることになっちゃいます。


またビジネスであれば、コンサル中の映像とかを撮って
それを自分で編集していくことで、どのようなときには
どのように魅せていきたいのかってのが見えてくるものです。


そのうち自分でどのように魅せていけば良いのかがわかっていきますし
最初は自分の頭の中に理想的なイメージがなかったとしても
徐々に頭の中に理想図が出てくるようになってきます。


ここまでくると、強いですよね。


日常のなかでも頭の中でリアルタイムに構想を描けるようになったら
それを自分でリアルタイムで編集したものを他人に見せていくと。


実際には自分自身を客観視する一つの方法という話ですが、
つまり客観視していくことが大事なんですね。


例えば、僕は自分自身の練習でも生徒さんにも
鏡の前で練習することを勧めているのですが、

多くの生徒さんが、鏡で見てはじめて自分のフォームの悪さに気がつきます。


鏡に映った自分と、僕のフォームとを見比べて
はじめてフォームを直していこうという意識が生まれるんです。


またオシャレな美意識の高い人というのは、常に鏡でチェックしていますが、
逆に年取って鏡を見なくなってくることで、どんどん外見が気にならなくなるってこともあります。


この辺りは一長一短ありますが、ただ鏡をみないことで、
自分で自分が見えなくなってくるので、どんどん気にならなくなってくるっていう
側面がそこにはやっぱりあるわけです。


客観視することなく暮らしていることで悪いところも見えてこない。


これって結構色々なことに当てはまりますよね。


つまりは客観視できなくなるってことです。


人から見られる意識がプロを作っていく

また自分をキャラ化した自分を他人に見せていくことで、
人から意見ももらうことができます。


この意見をそのまま受け入れるわけでは無いけれども、
それによって自分がどのように見られているのかを
さらに客観的に判断するファクターが増えますし、


人から見られていると意識することができます。


この見られている意識というものが、
ある意味プロ意識を作っていくと言えます。


僕はプロかアマチュアかっていうのは
それで食っているかどうかという経済的なことよりも
こういった意識の問題の方が大きいと思っています。


見られる意識がなく、独りよがりに部屋にこもっているのであれば
やはりそれはアマチュアリズムを脱さないと思うんですね。


でもそれも良し悪しの話ではなくて
単にそういうものだっていうことですが・・。


セルフ・キャラを構築していく方法のまとめ

リーダーというものはそうやって自分を客観視することで
自分をデザインすることが可能になって、そしてデザインした
自分の印象を魅せていく必要があるということです。



最初は下手くそな役者のようなものだけれども、
続けていくうちに自分のやりたいことや、
自分にあったスタイルというものを見出していくことができます。


そして一番良いのは映像を撮ること。


映像を撮って自分で編集すること。


生活の中のあらゆる状況を映像や録音をとって聞いてみると良いです。


そうやっていくと自分の嫌な部分がどんどん見えてきますけど。苦笑


実際にこれはかなり辛い作業なんですけれども、
やる価値があるしコンサルする側であればやらせるだけの価値ある作業です。


次回予告・・・
フォロワーからリーダーへ【 VII 】「リーダーとして自分を律するために」