どうも、NOVAです。

WordPressについての基礎講座 2回目です。


今回は「Webサイトの変遷」ということで進めていきます。


超苦労して作られていたWebサイト

今から20年くらい前には、Webサイトとは
1ページ毎に「プログラミング」をしながら作っていました。


とうぜん素人ができる物ではなく、その道の専門家が作成してました。


そういった専門家のことを「Webエンジニア」と呼んでいたのですが
1ページ、1ページをプログラミング言語を駆使して作っていくわけですから、

現在のサイト作成に比べると、
手作りとも言えるサイト作成だったわけです。


そんな手作り作業をできる人って少なかったのですが
しかしインターネットは普及していきましたので、

企業はWebサイトを求める時代背景の中で、
Webエンジニアという職業は結構お金になりました。


当然のことながら沢山の「Webサイト作成会社」が誕生しました。


この時代のことを覚えている世代も多いかもしれませんが、
「Webサイト作成会社」黄金時代は長くは続きませんでした。


時代が進むにつれて、「アニメーション表示」や「スマホ・タブレット対応」などの
技術革新がどんどん進む一方で、コストダウンの波が押し寄せたのです。


より安く、より早くなどの価格・サービス競争の中で、
しかし技術の進歩によりWeb制作の技術も高まって難易度は上がっていきました。


難易度だけ上がって、
制作料金はますます引き下げれれていく・・・


この地獄の連鎖の中で
この手間のかかるWebサイトの「手作り」は廃れていきました。


その一方であらわれたのが「ブログ」です。


サイト作成の必要が無くなった

ブログとは「ウェブ・ログ(web上の記録)」の略です。


ウェブログ=ブログ


これは、今までのWeb作成が手作りで家を建てていたのに対して、
賃貸を貸すというようなサービスでした。


日記などを書く、インターネット上で何かを発信するのに、
ブログを借りる(しかも無料で)だけで済むようになったのです。


もちろんビジネスの参入も早く、
しかも利用者は情報リテラシーが低いものですから

心ないビジネス利用者もはびこることとなり、
いまも傷跡を残す「インターネット・ビジネス」の暗黒時代が始まりました。


無料ブログはその後スマートフォンの登場と相まって
さらにブログの一部の機能に特化したようなサービスに進化していきます。


それにより利用者はますます世界中に広がっていきました。


それがTwitterやFacebookなどの
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)といわれるサービスの出現です。





さらにそのチャット機能に特化した LINE や Instagram なども出現します。


現在これらの方式が Webサイト を作るにあたっての
最も簡単でお手軽な方法となっています。


これらのサービスを利用するのが手間をかけずに Webサイト を立ち上げることができます。


これらのサービスはお手軽なのですが、ネットビジネスを行うことなどを考えた時に
いってみれば店舗自体は借り物なので、あれこれカスタマイズすることができません。


また、どんどんとコンテンツを作成していっても
いつ消されてしまうかわからないのは、無料ブログの一番のデメリットです。


アフィリエイトなどの商業利用を禁止しているサービスもありますし、
サービスの場所によっては、ビジネス市場によって扱えないなどの制約があったりもします。


昔ながらの手作りWebサイトであれば、すべてが自由に行われていたのに、
ブログなどのサービスではこの自由が多少奪われているわけです。


そして登場したのが「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)」とよばれるシステムです。


次回はこの「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)」についてのお話となります。


いよいよWordPressに入っていきますのでお楽しみに。


WordPressについての基礎講座 3回目「CMSってなに?」



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