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どうも、novaです。

今回はプロパガンダという視点から
コピーライティングというものを見ていきましょう。

あなたはプロパガンダと聞いて、
どのようなイメージ持つでしょうか。

僕はある本を読むまでは

プロパガンダ=大衆洗脳

っていう感じのイメージで
とても気持ちが悪い印象を持っていました。

でもこれは使い方次第で
【洗脳】にも【宣伝】にもなる手法です。

なんでもそうですが、
要は使う人次第というわけですね。

というわけで、
今日も最後までよろしくお願いします。

プロパガンダとは

一言で言えば【大衆宣伝】のことです。

もともとはキリスト教における委員会のことを指しました。
プロパガンダとは、

もともとはローマ法王グレゴリウス15世が

1622年に設立した枢機卿らによって構成される
委員会のことでした。

その後
教義や制度を普及させることを目的にした
組織という意味をもちます。

さらに国民の支持を得るための運動となり、
最終的には運動によって広めようとする内容となりました。

プロパガンダというと、
広告宣伝業界の開祖である
エドワード・バーネイズっていう人が有名です。

彼の【プロパガンダ】という本は
1928年に世にでて以来、
広告宣伝業界の古典となりました。

この当時プロパガンダとは
PR(パブリック・リレーションズ)と
同様の意味を持っていました。

すなわち【大衆宣伝】です。

これが今でいう【大衆洗脳】という
意味合いをもったのは第二次世界大戦後ですが、
理由は話すまでもありませんね。

その後はプロパガンダ=ナチス・ドイツの
宣伝大臣ゲッペルスと結びつけられるようになり、
【洗脳】というネガティブな意味合いが強くなりました。

その後戦争宣伝として本格化したプロパガンダという
大衆操作の技術は様々な類型化がなされました。

これらは【説得の技術】とも言われます。

そして、当時の先進国であるアメリカにおいては
新しく台頭してきた
消費者たちを説得する技術
として利用されるようになりました。

これがPR(パブリック・リレーションズ)業界の誕生です。

ちなみに嘘も100回言えば本当になるっていうのも
一種のプロパガンダで「反復」という手法になります。

プロパガンダの手法

プロパガンダでは情報を操作することにより
大衆を誘導するということを行います。

そのためのテクニックで中心となるのが、
社会的証明集団帰属意識です。

社会的証明

これは専門家の意見を用いるということで
権威の力を借りるとも言えます。

優れた知識と力をもっているというイメージから
正しいと判断し命令にしたがってしまう。

これが権威の力の源です。

これがシンボル化することで、
人は自動的に反応するようになってきます。

つまりそれが肩書きや服装などによる権威性です。

プロパガンダにおいては、
グループにアプローチするということを重要視するのですが、
集団には影響力のあるリーダー的存在がいるものです。

このリーダー的存在が権威であれば、
そのリーダーの権威の力を借りることで、
自ずとそのグループにも浸透していきますね。

その影響力をもったリーダーが推薦していれば、
間違いないって思ってもらえます。

でもこの権威の象徴であるリーダーからの
推薦ってどのように貰えばいいのでしょうか。

そこで誰でも簡単にできる権威の借り方が”引用”です。

著名人や権威者の発言だけでなく、
書籍からの引用も可能です。

でも引用元の明記は必ず行ってください

法律上問題あることもそうですし、
特にも忘れた頃、
あなたが稼げるようになった頃に
間違いなく問題になってきますから。

十分に注意する必要があります。

集団帰属欲求

次に集団帰属欲求というものについてお話ししていきます。

これはマズローの欲求五段階説の親和欲求にもある通り、
僕らは常にどこかに属していたいという欲求があるわけです。

これが集団帰属欲求となります。

人は狩猟時代を考えてもわかるように
本来集団で行動する生き物です。

ある行動を遂行する人が多ければ多いほど
人はそれが正しい行動だと判断するようになりました。

逆に自分の信念などを
世の中に認知させようと思ったら
正しいと思う人を増やせばいい。

結果的に多くの人が
あなたの考えを正しいと思うようになる
ということです。

人は人を模倣しようとします。
状況が不確かな時、
自分の決定に確信が持てない時

自分と似た人の行動を、
自分の行動指針とする

それが集団帰属欲求となります。

商品を紹介する場合には、
より多く人がその商品をすでに購入していることを

伝えることで集団帰属欲求を刺激することが可能となります。

今回はプロパガンダを切り口に
コピーライティングの2つのテクニックをご説明しました。

プロパガンダのテクニックは
PRのテクニックとして利用されているモノが多くあります。

つまりは自己PRにも利用できるということです。

プロパガンダの手法をしっかりと学ぶことは
今後正しくビジネスを行う上でも必須と言えます。

冒頭にあげました、
僕自身がプロパガンダに対するイメージを変えた一冊を
シェアしておきます。

如何にして大衆をコントロールするか、
そしてそれは悪意に満ちたモノではなく、
使うモノの意識次第なのだと。

値段も手頃なのでオススメです。

 


プロパガンダ[新版]
 

では最後までありがとうございました。

nova