人類総アーティスト時代におけるアーティストとは・・・


どうも、n o v a です。


今日お話しすることは、26年(2018年)の音楽経験を通じて考えてきたことであり、また僕の願いでもあります。


今は「人類総アーティスト時代」と呼ばれますが、これはみんながアーティストという意味じゃなくて、アーティストでなければ通用しない時代に入っているという意味なんですが、じゃあ何を持って「アーティスト」なのかについての話になります。


物語る力

20世紀現代アートを写真などで見たことがあると思いますが、
中には単なる「トイレの便器」が写っていたりするのですが。笑


さぁ、どうだ!「これがアートだぜ!」って見せて、
それを評論家が色々言っていると・・・笑


でもこれって、何でこれが「アート」なのかという
「コンセプト」があって、そのコンセプトの結果として
「便器」があるということなんですね。


そこで大切になってくるのは
そのコンセプトをいかに面白く打ち出せるか。


評論家相手であれば、より高尚に打ち出してもオッケーですが
より一般の人たちに向けるのであれば、
それを面白く、わかりやすく物語として出していく必要があります。


ある作品を魅力づけるものは
その作品の背後にある物語だとも言えます。


ブランド商品の良くできた偽物と本物とを分かつものは
その商品のクオリティの高さではなく、

その商品の背後にある物語です。


あるブランドを好きになるのは、
そのブランドの背景にある物語によって好きになります。


ビックバンという韓国の男性アイドル・グループがありますが、
ファンの女性の方に聞くと、

彼らを好きな理由は、様々あるのですが、
一番は彼らの頑張ってきた姿を見てきたからだと言います。


それはそのまま「ビックバン」という
アイドル・グループの背景にある物語なわけですね。


だから一つの商品、企画、そして作品を
うまくみんなに知らしめたいと思ったときには
物語の腕を磨くことが大切になってきます。


優れた物語とは何か、どうすれば優れた物語を語れるのか?


もちろん作家になる訳ではないですが、
物語る意識と、物語に対する理解を深めておくと
そのスキルというのはあらゆる場面で役に立ちます。


「神話の法則に見るネットビジネス」
「神話の法則に見るストーリーテリング」


とにかく続ける

目標を達成する人を見ていると、
単にそれだけ長く続けた人であるケースが多いです。


一見すんなりと上手くいったかのように魅せるものですが、
実際にはそこに至るまでに長く続けているものです。


これはビジネスでも全く一緒です。


ネットビジネスに参入してすぐに結果が出ました!
とかいう人も実際にはそれまでの試行錯誤があったり、
そもそもビジネスに対する意識が昔からあったりと

それなりに積み重ねてきている上に達成していることが多いですし、
またすでに他の分野で達成経験がある人だったりもします。


またアーティストが作品を作るときに、
何か一つの作品が当たったら作るのをやめないように、

ビジネスを行なっていく場合には一つの企画が当たったから
といってそれで終わる訳じゃありません。


人生にアップ・ダウンがあるように、
ビジネスだってアップもあればダウンもあるし、
アーティストだっていつでも傑作を作り出せる訳じゃありません。


でも続けていかなければ。


「ちょっと作品を創って、ダメだったら辞めちゃう」


それじゃあ良い作品は作れっこないし、
クリエイティブに活動しているとも言えない。


「ちょっとビジネスをやってみてダメだったら辞めちゃう」


それは、そもそもがビジネスをやっていることにはなりませんね。


感覚と言葉


「毎日ルーティンに同じことを練習している」

日々の練習であってもそこにはクリエイティブな練習と
ルーティンな練習というものがあります。


うまくいかない場合には、なぜ上手くいかないのか、
どうやったら上手くいくのか、何が問題なのかを見つけて
改善していくことが必要ですが、


感覚だけに頼っていると上手くいかないことも多いものです。


もちろん理屈だけに頼って、
行動しないのはノウハウコレクターと一緒ですが、
行動しつつ考えることは何をやる場合でもとても大切です。


僕がギターを教える仕事を始めたときに
最初に問題となったことは


「何でできないんだろう・・・」


ということ。


もう20年以上もギターを弾いていたので、
感覚的にできていることが多すぎて
”できない”ってことが解らなかったんですね。


それまでは自分が好きに演奏すればよかったし、
自分が上手に表現できれば良かった。


でも人に教えるという仕事をしたときに
それが何故出来ているのか、何故出来ないのか。


それまで感覚的に行っていたことを
丁寧に自分で分析してそしてきちんと言葉に直して
そして生徒さんにわかりやすく説明するということが必要になったんです。


それは自分が0からビジネスを学び始めたときに
「言葉に直して説明する」ということの恩恵を受ける側にまわりました。


ビジネスセンスのある方が、
どのように思考して、どのような感覚で生きているのか。


それを言語化して理屈で説明してくれたものがあるからこそ
それを書籍やセミナーや動画、音声、コンサルティングなどを通して学ぶことができ
そして現在の僕のビジネス思考が作られて行きました。


そして思考は行動となり、
行動は習慣となり、習慣は人生を創ります。



ですからビジネスセンスというものを先天的に持ち合わせていない
僕は今でも成長するために学び続けています。


そのためビジネスを教えることの方が音楽よりもスムーズに
始めから言語化して教えることが出来ました。


ある意味、先天的な部分で上手くいった人って
教えるのには人並み以上の努力が必要になります。


出来ていることを一から分析しなければいけないんですからね。


思考しない言葉というものは軽くなっていく傾向にありますし、
だからこそ詩人の言葉というものは深みがあるし、

過去に活躍した芸術家も音楽家も優れた哲学を持ち、
その思考の深さというものは作品だけでなく発言にも現れています。


それは検索すればたくさん出てきますが、
彼らは深いレベルで言葉で思考し、
そしてそれを各々の表現方法へと落とし込んでいます。


僕は例えばライトノベルと文学作品の違いも
表現の分かりやすさの違い以上にココにあると思っています。


情報発信とは何らかの形で、
価値ある情報を伝えることを生業とするビジネスモデルです。


どのようなビジネスであってもそこには人がいて、
そしてその人に対してどのような価値を与えることができるのか。


そのためにある媒体(例えば音楽や言葉など)を通して
表現して伝えていく。


それはマーケットインの場合もあればプロダクトアウトの場合もあるでしょうが、
やはりその”何か”をその作品(コンテンツ)に込めるわけです。


何を・・・


それが内なる思考であり内なる言語だと僕は思っていますし
思考を重ねていくことは、人としての深みに繋がってくると思います。


その深みを表現できるかどうかは技術の問題ですが、
そもそもの深みそのものがなければ器用貧乏で終わってしまいます。


内なる思考に言葉を与える

音楽をやる場合には、まずは心の中に音を鳴らします。


その音を楽器を使って表現していくわけですが、
その音の深みというのは、人間としての深みなくしては成し得ないのではないかと。


以前にジャズピアニストのキースジャレットが
「天才少年や天才少女の演奏に感動したことがない」と言っていましたが
僕も同じように天才少年や天才少女の演奏をすごい上手いなと思うことがあっても
正直なところ感動させられたことがありません。


それはやはり人生経験の希薄さからくるものだと思いますし、
まだ思考を積み重ねて、彼らの内なる言語が成熟していないからだと思います。


ぜひ日々内なる思考に丁寧に言葉を与えて
内なる言語を成熟させてみてください。


人って言葉で考えているようで考えていないことが多いものです。


いっぱい頭使って考えて、時間も経って、
じゃあそれを説明してみて?ってなったときに
意外と言葉が出てこないことってありませんか?


それは実際には過去の映像や記憶を呼び出して
頭をぐるぐる回しているだけで、
結構断片的なものがどんどん出てきますが、
それはロジカルには繋がっていないものです。


だから、1つひとつを丁寧に言語化することってとても大切です。


「私は感覚的だから・・」とか

「僕は右脳派だから・・・」とかっていう人がいますが、

(経験的に女性に多いと思います・・・笑)


感覚的に生きていない人間なんていないので、
単純に言語化することを諦めたら人は感覚しか残りません。


脳科学でも最近では右脳と左脳とが
別々に働いているわけではないということがわかってきていますしね。


そして自分の感覚を言語化する努力をしないということは
自分目線で、思い込みの強い人間になりがちです。


それってそうですよね。


その感覚を相手に伝えることよりも
自分でどう感じているか、自分がどのような感覚なのか
そういう”自分自分”で生きているんですから。


一所懸命に言葉で伝えようという努力も込みで
そういったものは相手に伝わるものですし、

普段から自分目線で、自分が感覚的にどう感じるのか以上に
相手にどう伝わるのかってことを大切にすることは優しさと同じことだと思います。


言葉は音楽などと異なり、特別な技術なく日常的に使っているものですから
コミュニケーションの中でこぼれ落ちてくるでしょうし、

あなたが得意とする表現分野においても
自然とあなた個性は際立ってきます。


一般に「作品」と言われると完成されたモノや結果をさしますが、
むしろそのような内なる思考や感覚と言われるものを丁寧に言葉に直し、

そして成熟させていく営みこそが「クリエイティブに生きる」ということであって
そうやって生きている人は皆「アーティスト」であると、僕はそう考えています。


人類総アーティスト時代と言われる現代ですが、
その「アーティスト」とは一体何なのか・・・。


僕はそうやって思考する人々は皆「アーティスト」だと思いますし
その生き方自体そのものを「アート」な生き方だと・・・


26年(2018年)の音楽経験を通じて、
僕はそのように「アート」というものを捉えています。


冒頭で言ったように、これは僕の経験からくる考えでもあり、
また願いでもあるのですけどね。


今回は「内なる言葉」に関して、
芸術的な側面からお話ししてきましたが、

それをよりわかりやすく、言語という切り口で、
そして言葉に深みを与えるということで書かれた書籍がありますので
ここでご紹介しておきます。


具体的な7つのステップで実践できますので
もし興味がありましたらご一読ください。


「言葉にできる」は武器になる。

情報発信にかかわらず、日々のコミュニケーションにも
役に立つこと間違いなしです。


自分の感性を高めて、自分の感覚を言葉に直す努力をして、
それを丁寧に相手に伝えるという気持ちを持って
それをクリエイティブに発信するアーティストとなって
この人類総アーティスト時代を生きていきましょう。


[ 人類総アーティスト時代におけるアーティストとは・・・ ]マインドセット2018/01/31 12:01