どうも、novaです。
今回は、これから個人企画や塾などで誰かからコンサルティングを受けようと思っている方とか、将来コンサルティングをやりたい、もしくは現在コンサルティングをやっているような、
コンサルティングというものに対して何らかの意識をもった人にとってコンサルティングでの考え方について説明して行きたいと思います。
それでは、いってみましょう。
コンサルタントと教育者
まずは、コンサルティングって何だろうということを考えて行きたいのですが、そのまま訳せば「相談に乗る行為」です。でその相談に乗る人をコンサルタントというわけです。
少し前までは企業をクライアントとして解決の手助けをすることをコンサルティングと呼んでいましたしWikipediaにもそうありますが、現在では、例えばネットビジネスでの個人対個人の相談であってもコンサルティングと呼ばれることが普通になっています。
初心者にとって良いコンサルタントを見つけることは難しいことですし、ネットビジネスなどでは実際にコンサルタントと名乗っていても、教育者としての自覚を持たずに、稼ぎをコンサルタントという肩書きで商売をしているだけの人もいます。
実際にコンサルタントの仕事とは教育業ですから、単に相談に乗ってちょこっとアドバイスするとか、知識を与えるとか、そういった単純なものではありません。
これは個々のスタンスの問題でもありますが、僕は例えばギターを教えるときでも、自分の中で教育者という大きな括りで考えていて、コンサルティングを行っているスタンスでレッスンを展開しています。
そういう意味では巷の音楽教室とは異なるのかも知れません。
だからレッスン時間が2時間、3時間と長くなってしまうこともザラにあります。
ネットビジネスでは、例えばちょっとトレンドアフィリで上手くいくと、それを実績として気軽にコンサルタントとして活動するといった人が多いのですが、本来は教育者とはその人本人が実践できているかはあまり関係ありません。
イチローが良き指導者か、長嶋茂雄が良き指導者か、というのと一緒です。
海外ではトッププレイヤーとトップコーチとは別の職業として考えられています。
優れた教育者になるためには、それなりに教育者のマインド、教育者のスキルを身につける必要があるということです。
ただ、情報発信ビジネスでのトッププレイヤーはコンサルタントとしても優秀なことが多いです。
情報を伝えるということ、情報発信ビジネスを通した教育というものを日々行っているからです。
マーケティングやコピーライティング、そしてブランディングはコンサルタントにとっても非常に大切な要素となるということです。
良いコンサルタントの条件とは
そこで良いコンサルタントの条件というものを考えてみたいのですが、まずはコンサルタントとは結果にフォーカスすることが大前提となりますが、ここでいう結果とは必ずしも金銭的に稼げるとか儲けさせるとかっていうことではありません。そういった金銭的に稼げたとか、儲かったっていうのは「結果」のほんの一部の話であって、結果とはもっと総合的に、クライアントさんの「変化」として測るべきものです。
つまりクライアントさんが望む変化を与えることができるコンサルタントが良いコンサルタントだということなのですね。
そのために必要な要素というのは何かと言えば、マーケティングとかコピーライティグとかそういった知識、その人がどのくらい稼げているとかそんなことではなくて、
それは、
クライアントさんの心の声を引き出すスキルです
これがどういうことか説明して行きます。
心の声を引き出すスキル
大前提となるのが、人は全てを的確に表現することが出来ないということです。この視点がクライアントさんの相談に乗って、問題を解決するために必要不可欠な視点となります。そもそも人は心の中に持っている「本当に伝えたいこと」をそのまま言葉で伝えることは出来ないんですね。
これは思い浮かべた「色」を相手に伝えることの難しさを考えてみるとわかりやすいとおもいます。
心に浮かべた「黄色」を相手にどのように伝えますか?
おそらく、相手の思い浮かべる「黄色」とあなたが思い浮かべた「黄色」はちょっと異なりますよね。
お互いにその色を実際に見ることでしか共有できないわけです。
もっと哲学的に言えば、それすらも主観なわけですから、永遠に共有することはできないということもできるのですが、話が煩雑になるため、ここでは横に置いておきますね。
で、その黄色を言葉で共有しようと、なるべく共有しようと思えば多くの言葉も、ある程度の時間のコミュニケーションが必要になります。
そのクライアントさんの悩み、しかも表面的ではなく、その奥にある「本当に解決したいこと」とのギャップに気がつくことができなければ、クライアントさんの発言だけまともに受け取って、見当違いのアドバイスをしかねないということになってしまいます。
風邪かもしれないと病院にいって、
「すみません。喉も痛いし、咳も出るし、頭がボーッとするので風邪だと思うんですが薬もらえませんか?」
「はい。これが薬ですよ」
「はい。これが薬ですよ」
ってクスリを渡すような医者がいないのと同じです。
でもそのようなことをしている人がこの業界では多いですね。
「すみません。収入がなくて困っているんです。会社も人間関係もメンドくさいし、今後も不安なので、多少苦労してもネットビジネスで稼ぎたいんです。稼げる方法教えてください。」
「はい。これがそのノウハウですよ。」
「はい。これがそのノウハウですよ。」
このような人も多いですし、
そういったノウハウだけの情報商材を求める人も多いですよね。
でもその人が望むことが「幸せな人生を歩むこと」であったとしたら、必ずしもネットビジネスで家にいながら1人で稼ぐことが望みを叶えることかどうかはわからないわけです。
いきなり独立してネットビジネスに賭けてるんです!っ的なマインドはちょっと危ういですし、そもそも即金が必要であれば、ネットビジネスよりもバイトのほうがいいわけです。
逆にその人が人間関係を良好にするということを解決できたら、今すぐに会社を辞める必要がなくなり、必要な資金をビジネスに投入して、ある程度の長期的な視点で持ってビジネスを展開することが出来るかもしれないですし、人間関係が良好になればなんだか生活が楽しくなって色々なことが回り始めて、結果的にビジネスも上手くいって独立できるなんて好循環が起きるかもしれない。
つまり稼ぎたいと望む人に対して、単純に稼ぐノウハウだけ与えても、その人の問題解決には向かわないということがあるということです。
場合によっては一瞬稼げたために、会社辞めて引きこもって、でもそんな状態では継続的に稼げないので、結果的に収入が無くなったときに全てが悪くなっている・・・そんなことも可能性としてあるということです。
つまり目に見えている部分は全体のごく一部でしかないということですね。
マクレランドの氷山モデル
これに関して有名な「マクレランドの氷山モデル」というものがあります。目に見えている部分は全体のごく一部であり、氷山の一角である
というものです。

これはハーバード大学の心理行動学者であるマクレランド教授が、コンピテンシーという理論について発展させ説明したモデルのことを言います。
この理論に関しての詳しい話は別で説明していますが、一般的には、価値観、性格、動機などが氷山の下に隠れてしまうと言われています。
心理学や脳科学的な観点から心理マーケティングを提唱するハーバード大学のザルトマン教授によると、
「人間の意識の95%が潜在化にある」
と言われているくらいです。
もはや表面に見えている意識は5%しかない。笑
隠れた才能を引き出す
表面を見ただけではその人を判断することが出来ない、ということを説明してきましたが、それはその人の適性を判断することも一緒です。
特にオンライン上でのコンサルティングのみの場合は、そのクライアントさんを完全に判断するのは非常に難しいと思って間違いありません。
真の能力、才能、価値観、行動へのモチベーション、精神力など、潜在意識に隠れている以上、簡単には見えてきません。
だからこそコンサルタントには
クライアントさんの隠れた能力を引き出す
そのためのスキルが必要とされるんですね。
クライアントさんの輝くダイヤの原石をそっと掴み上げ、伸ばしてあげる。
本人は「自分には何の才能もない」と言うかもしれませんが、それを鵜呑みにしたり批判したりせずに、水面下に隠れて気がつかない能力や才能を見つけて引き出してあげる。
なにせ95%は水面下に隠れてしまっているんですから、これまで気が付かないことだらけなんです。
そういうクライアントさんに気づかせてあげて、そしてその才能や能力を引き延ばせるコンサルタント、そういうコンサルティングを行うことができるのコンサルタントが良いコンサルタントと言えます。
そのようなコンサルタントの方からコンサルを受ける以上何も心配することはありませんので、目の前に現れた自分の才能や能力を思う存分高めていってください。
また、コンサルタントとしては今回ご説明したことを意識することで、ズレなない方向へと導いていくことが可能となってきます。
クライアントさんの隠れた悩みや、隠れた能力を引き出し、伸ばして解決へと導いていけるように、日々コンサルタントとしての能力を高めていってください。
コンサルタントというものは、コーチングだけではなくカウンセリングの側面もあるものです。これらを切り離して良いコンサルティングを行うことはできないんです。
が、一方でクライアントさんの立場になったときは、コンサルタントに寄りかかっていては解決への道を歩むことはできませんよね。
クライアントさんは、しっかりと導きに沿って自分の足で歩く努力は必要です。
そういったクライアントさんの姿勢を感じることでコンサルティングもクールに熱を帯びますし、コンサルタントが情熱を持ってコンサルティングを行うことで、それはクライアントさんのモチベーションへと繋がっていきます。
そのようにして、コンサルティングというものはお互いが成長へと向かう営みと言えます。
コンサルタントとしての結果とは、クライアントさんが解決へと向かい変化をしていくことであり、クライアントさんとしては、目の前の問題解決だけでなく、隠れた才能を理解して、さらに先の未来への導きを得ることができる。
つまりどちらか一方だけが成功するということはあり得ないんですね。
このようなコンサルティングの原則を理解することで、どちらの立場にたっても生産的な関係性を持つことができます。
今回はコンサルティングに関して、その柱となる部分を説明してきました。
次回はコミュニティに関して、その参加することのメリットや運営する際のメリットということでお伝えしていきます。
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