どうも、novaです。
伊勢神宮参拝にちなんで、日本神話三部作の最後は神話についてってことでお話をしていこうと思います。題して「神話とは何故神話なのか」ていうことでいってみたいと思います。
世界各国にある神話
世界各地にはその地方特有な神話があり、その神話特有の神や英雄が登場します。有名な神話には、ギリシャ神話、エジプト神話、インド神話、ケルト神話、中国神話、北欧神話など、各地に様々な神話があります。
旧約聖書などもヘブライ神話として知られているものです。
宗教では神の代弁者が登場しますが、その神そのものを扱っているのも神話の特徴と言えます。
神話の起源
神話の起源は様々に研究されていますが、現在残っている神話とはある時代の、いわゆる王様のような存在の人が編纂させたものです。その時代が特定できるものもあれば特定が難しいものもあって、其々研究が行われているわけですが、それまでの神話を元にある時代の王様が編纂させてある時期にまとめられたモノが神話として認識されています。
語り継がれたコンテンツが神話となる
神話とはどのように出来てくるのでしょう。よく言われるように昔は現在ほどに科学が進んでいなかったので、あらゆる自然現象を畏怖し敬い崇めたわけです。人々が自分たち以上の力の存在を感じて、その感じた存在を神として認識し始めたのは文明が出来る前まで遡るでしょうが、その文明が出来上がる以前からの言い伝えが文明とともにある物語となって神話の原型が出来上がっていきました。
つまりはコンテンツが生み出され、それが語り継がれて神話となっていったということです。
山の神様とか、海の神様、雷、地震、風、草木、水などの内に潜むエネルギーに何かしらの存在を感じ、神や魂
や命などと形容していきました。
モノに名前を与えていったとも言えます。名前がつくことでソレはソレと認識されます。認識されることで今度はその存在が生まれるまでの物語というものを人々は創造し始めたわけです。
そういった物語は1つのコンテンツなわけですね。そのコンテンツが長い年月をかけ語り継がれて神話となっていきました。
コンテンツは神話のように永続的に残る
そんな感じに神話とは遥か昔の話が長い年月をかけて、形を少しづつ変えながら伝えられてきた物語といえますが、その中には過去に存在していながら、今では消えてしまった神話も多くあるでしょうし、伝えられる中で混ざり合ったものもあるわけです。いずれにしても、現在まで語り継がれる、また記録として残されてきたからこそ、現在神話として認識されるわけです。
昔は永続的に語り継ぐために石碑に刻んだり、その石碑が風化しないように、しっかりと保存されてきたりしました。
神話とは勝者の歴史
神話とは勝者の歴史という側面をもつとも言えます。いつの時代からか語り継がれてきた神話というものがあって、権力者たちが国民や他国に対して自分たちがその土地を治める正当性を示すために、神話と自分たちを紐づけるストーリーを作りました。
そのストーリーも語り継がれてさらなる神話となります。
そういった神話そのものを信じる人たちが多ければ、時の権力者がその神話になぞらえて政治活動を行なっていくことは想像に難くないですよね。
そのどの時期の神話が現存しているのかは、その神話によるでしょうが、権力者が絡んでいない神話は無いに等しいでしょう。
また神話は宗教にも使われました。もしかしたら宗教が神話となり、さらに宗教に使われたのかもしませんが。
例えば旧約聖書などはヘブライ神話として知られているものですが、その後、新約聖書が作られます。
そこでは神は存在するだけで、イエスキリストは神の代弁者として出てくきますよね。
政治的な観点から見れば、神話を描き、それをより多くの人と共有していくことで、政治が成り立つ。
ビジネス的な観点からみれば、神話を描き、それをより多くの人と共有していくことで、ビジネス=市場が成り立つということです。
ストーリーを共有することで、そこには市場が形成されビジネスが生まれます。
現在ではインターネットという記録媒体があるために、コンテンツはインターネットがなくならない限り永続的に残り続けます。
それどころか消えない情報はますます増え続けています。今のこの時代も後世に語り継がれコンテンツ=神話となっていくかもしれません。
まぁ先のことは分かりませんが、僕たちが情報発信者として出来ることと言えば、より良い未来を描いていくと、そしてその未来=ストーリーに共感する人たちと共有することで新たに市場が形成されて、そうやって新たにビジネスが生まれていきます。
それって楽しそうじゃ無いですか? ネットビジネスでの情報発信って個人にそんな可能性を与えてくれるんですね。
これがリアルなビジネスだったらちょっと敷居が高い。でもインターネットの世界では個人レベルでそんなことが可能になってしまいます。
ちょっと理想を語っているようなそんな感じに聞こえるかもしれませんが、事実そんな人は年々増えています。
僕たちも、そんな理想の世界を目指して頑張っていきましょう!
nova