どうも、n o v a です。

今日は、インプットした知識を最大限自分のものとするために、どういったマインドで学んでいけばいいのかということをお話ししていきたいと思います。


このサイトを見ている人は、実はかなり勉強熱心な人が多いんです。しっかりと学ぶということの重要性を認識していて、そこに時間と労力を割いている。じゃないとこの記事も見ていないわけですから。


そんあ勉強熱心な人が陥りやすいマインドというものがあるので、今日はそういった勉強熱心が故に残念な状態ということでお話ししていこうと思います。


それはどんな状態かというと、「知ったかぶりの状態」です。


これってしっかりと勉強して多くの知識を学んだ人ほど陥りやすい状態なのですが、こういった状態になるとこんな言葉を発する、もしくは心の中で言っていたりするようになります。


「ああ、、それ知ってるし」

「あ、それって聞いたことあります」

「それ本で読んだことあります」

「それ◯◯さんも言っていました」

これは本当に勿体ないマインドですし、こういった方は、なぜか非常に多いです。


「ああ、それ知ってます」っていう気持ち自体は僕も思ったことあるので分からないわけではないのですが、実はかなり勿体ないことをしてしまっています。


なんでか?っていうと、インプットの効率をもの凄く低下させてしまうんですよね。


その理由は実際には人によらず、人間の脳の機能にあります。


聞いたことあるかもしれませんが、毛様体賦活系(RAS)という人間の脳にあるフィルタリング機能のために起こるのですが、人が「あ、それって知っている」って思った瞬間から脳は新しいことをインプットしなくなってしまいます。


何故かというと、その脳からの指令によって毛様体賦活系、つまりRASの機能がフィルターをかけてしまうからです。


これは脳の機能なので人の性格とは関係なくて、単なる毛様体賦活系、RASというフィルター機能の働きによるものです。


この機能が「それは既に知っている」ということを肯定するような情報を集めるように脳に働き始めるんですね。


これは毛様体賦活系を活用できていないという例で、この機能は上手に活用すると、本来はすごく便利な機能なんですね。


引き寄せの法則なんていうのは本当にこの機能を使った方法の最たるものといえるのですが、フィルターをかけるってことは逆に言えば必要な情報を勝手にピックアップしてくれる、とも言えるので、そういった活用方法を身につけることで、引き寄せの法則のような、引き寄せ、というものが可能にもなってくるんです。


人は見たいように世界を見ていますが、それも脳科学的には、毛様体賦活系の機能が関係しています。


人間の脳が入ってくる情報をすべて処理するためには原子炉1基分のエネルギーが必要と言われていて、だからしっかりとフィルタリングする機能っていのが必要になってくるんですね。すぐにエネルギー不足になって死んじゃいますから。


それが毛様体賦活系です。


だから「知っているし・・」なんて思うことでいいことなんて一つもないっていうわけです。


じゃあどうするか・・というと、インプットするときは完全にフラットにして学ぶという姿勢を持つといいです。


どうしたって勉強熱心な人ですから、知ってる内容は出てくる可能性は高いわけですが、そこで「それは知ってるよ」じゃなくて、この人も言っているってことは、やっぱり本質なんだなって感じで認識するようにします。


結果を出している人がフィルタリングしてくれた重要なことって感じで、認識することで、変にフィルターをかけて、自己肯定や、承認欲求に走ることを防ぐことが出来ます。


あの人と言ってることが一緒じゃんって変に否定するようなのは自分のためには一つもいいことが無いってことです。


また、それ知ってます。って言っている人は可愛げがないと思われることが多いです。たとえ知っていたことの焼き増しだとしても、あらためて重要だって感じましたっていう受講生のほうが可愛げがありますよね。


可愛げがあるってことは、運営者や講師の方とのコミュニケーションにおいてそれだけで有利に働くわけです。有利ってのは変な言い方ですが・・・。


少なくとも物知りさんは可愛くないですよね。一般的にも。


既に勉強して知ってたとしても、別に知ったかする必要は全くないし、それは他人からの承認が欲しいってだけの話ですよね。


認めて欲しいってだけで、自分が知ったかをして良いことなんて、実は一つもないんです。


知識だけをどんどんと詰めて行って、で知識があるということで認められたとしても、結局は情報メタボになってしまって現実が変わっていかない。


つまり「それ知ってるんだけど・・・」って思ったその瞬間から成長は止まるってことです。


ちょっと厳し目な意見でしたが、こういうことって僕自身も心がけていきたいんですね。素直さは美徳ですから、素直に学び、素直に行動する。


こういう学びのスタンスの違いが差を生むと思っています。ということで、ちょっと上からな感じのお話に聞こえちゃったかもしれませんが、自戒の念も込めてお話してみました。


是非そんな感じでインプットしていって頂けたらと思います。


では最後までありがとうございました。


n o v a