ネットビジネスで稼いでいる人って全員自作自演なのですか？

今回のご質問はこちらです。

ご質問ありがとうございます。


そうですね、


「あれは実際は嘘ですよ」


って言えば僕の言葉に真実味が宿るというものですが、残念ながら自作自演ってわけじゃないんです。


普通のインターネットを使わないビジネスで考えれば、ちょっと考えられませんよね。


でもこれがインターネットの凄いところで、レバレッジが物凄く効くのです。


レバレッジとは

「てこ（レバー）の原理のこと」

です。


てこの原理はご存知だと思いますが、10の力を50にも100にもしますが、このレバレッジ自体はリアルなビジネスでも普通に行われています。


例えば人を雇うというのもそうです。問題にもなっていますが、安い労働賃金で外国人労働者を雇って人件費を抑えるというのも、言って見ればレバレッジを効かせるためですね。


費用対効果を高めているということで、ちょっと人的レバレッジだと酷い話になっちゃいますが、実際に多くの企業やお店では如何に人件費を抑えてモチベーションを上げてもらうかってことを考えていますよね。


都会の小洒落たカフェなんて酷いもので、最低賃金ギリギリ（個人店だと最低賃金を割っていたり）で学生目当てでバイト募集をしていたりします。


それでもそのオシャレ感に惹かれてくる学生はあとを絶たなかったりするので、賃金を上げる必要がないわけです。（まぁ個人カフェ経営自体が厳しいという現実もありますが・・・）


つまり人的レバレッジとは


「人に自分の代わりをさせる」

ということですね。


また経済的レバレッジというものもあります。広告費なんかもそうですね。お金をかけて費用対効果を上げるといったものです。


システムによるレバレッジもあり、ステップメールなんかがそれに当たりますし、継続課金システムなんかもそうです。会員制のシステムとか・・・etc.


こういったレバレッジ＝費用対効果を如何に高くできるかというのはビジネスにおいては非常に大切な視点ですが、ネットビジネスはこのレバレッジが非常に大きく、１の力が100になったりします。


なぜかといえば一つは集客の点で、インターネットにより世界中の人と繋がれるという点があります。またインターネットを利用することによりシステムを構築利用することができます。


そして一旦システムが構築できれば、あとはお金をかけて経済的レバレッジややシステム自体を高めてレバレッジを大きくすることもできます。


また外注することによる人的レバレッジ（経済的とも言える）を効かせることもできるわけです。


そして何よりもコンテンツです。一度作ってインターネット上に放たれたコンテンツは永久に残るのです。


例えば１日３時間使って３記事づつ書いたとして、５ヶ月で４５０記事書いたとします。


この４５０記事によるサイトから月収が１００万円発生したとすると、１時間あたり約2,222円となります。


正直１日３時間・３記事づつ５ヶ月間継続するのはそれなりに大変ですが、結果的に時給2,222円です。


でもこれで終わらないんです。なぜ？コンテンツは永遠に残るからです。つまりその収入はその後も継続的に発生することとなります。


さらに５ヶ月経ったら時給は4,444円じゃないですよ、だって実際は記事を書くスピードは上がり、また記事を書く頻度は少なくて済むようになります。


４ヶ月目に月収７０万だとしても、記事を１０個しか書いていなければ、１記事１時間としても時給７万ですね。１記事しか書かなければ時給７０万円です。


さらにステップメールによるシステム的レバレッジ、また広告を出すことによる経済的レバレッジまで効かせることにより費用対効果はさらに高くなっていきます。


これが２年、３年後に継続して構築していったらどうなるかは簡単に予想つくと思います。


とここまで書いていてなんですが、自作自演という人も実際にはいます。
そもそもインターネットで実績を出してもその実績がどこまで信用できるのかってわからないんですよね。


通帳を乗せることが流行ったりしましたが、あれだって偽造しようと思えば出来るわけですから。


現在ではあえて実績を前面に出さない人も増えてきました。


実績を出さない効果としては、実績に吊られてきたのではない、本当に自分に対して共感をもってくれた人を相手にビジネスを展開することに繋がります。


そのようなお客さんに対してしっかりと価値を提供していくことができれば、そのお客さんはリピーターとなっていきます。


逆に実績だけバンバン打ち立てて、どうだ！おれの実績はスゲーぜ！みたいな感じだとやはりそういうところに反応するお客さんがつくこととなり、ちょっと稼げないと「あいつは詐欺だ！！」ってなっちゃう。


まぁ、本当に詐欺的なビジネス展開をしている人もいるわけですね。


とはいえ、一時的な月収１００万円程度であれば結構稼いでいる人はいますので、あえて嘘ついて１００万円って打ち立ててもしょうがない気はします。


実際はコンテンツが判断基準となりますので、実績で判断しないことが大切ですし、そのためにはコンテンツで判断できるように自分の目を鍛えていくっていうことも大切です。

こんな感じで読者からのご質問にお答えしていますので、気軽に解らないことや悩みなどを送ってくださいね。

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