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どうもnovaです。

今回はちょっとややこしい話です。

ネットビジネスにおいて大切なスキルの一つに抽象化というもがあると思います。
または具象化。

その二つを行ったり来たりできる人を指してセンスある人といったりもしますが、
今回はそんな抽象化に関する話を、
より突っ込んで考えていきたいと思います。

はっきり言ってややこしいです(笑)

でも僕のアーティストとしての活動における
頭の中を少し出してみようかなと…

沢山の批判もあるかもしれないけれども、
同時に共感してくれる人もいるかもしれないので。

ではドキドキしながらいってみます(笑)

特殊な言葉遣いによる断絶

僕たちは、ある専門分野や

その分野の言語に専念している場合、

より一般的な図式を引き出せないことが往々にしてあります。



たとえ引き出せたとしても、

非常に特殊な言葉遣いを使ってしまいがちです。



例えば、僕自身が何かを理解しようとするときには、

音楽に落とし込むことが最も解りやすくまたシンプルと感じます。



でも相手に何かを説明しようとするとき、

同じように音楽に落とし込んで伝えたとしても、

相手が音楽言語に全く馴染んでいなければ当然通じませんよね。



すべての専門用語には、同じような【断絶】があると思います。



同じような無理解を生じさせる可能性があって、

もしかしたらあなたにも似たような経験があるのではないでしょうか。



そうしたことが何も起こらないように、

特殊な言葉を用いないように気をつけたいということです。



専門用語で学んだことを日常的な言葉をつかって、

一般的で単純な基本例を取り上げることで

そこから他のどのような人にも適合するように説明していく。



言い換えれば、その専門用語で学んだことの本質を捉え、

そこから日常的なことばで伝えていく必要がある訳です。



そのためには本質というものを

捉えていく必要があります。



では本質とはいったい。



その一見小難しく感じられる「本質」というものに関しての

改めて考えてみようと思います。


本質とは

まず、「本質」で調べると

そのものとして欠くことのできない、最も大事な根本の性質・要素。



とあります。



「本質」=最も大事な根本の性質・要素



じゃあその根本の性質・要素をどうにかして

表面に浮かせてくればいい訳ですね。



そのために有効な方法の一つが抽象化です。



抽象化とは、そのものから特徴を抽出して、残りの部分を無視する方法です。



でも、僕はこの抽象化の先にある概念が本質と捉えるのですが、

これが厄介で、本質をどの角度から見るかで変わってきちゃう。



例えば音楽というものの本質って何かと思うと、

音楽を一旦分解しないと見えてこない。



音楽にとって最も大事な根本の性質・要素って何かって話ですから、

そもそも音楽って何?って質問にどう応えるかってことです。



僕なら、こう聞き返しちゃいます。



どういう意味での音楽?って。



音楽って、音が鳴っていること。



では無いですよね?



音が鳴りっぱなしだったらホワイトノイズのようになってしまいます。



音がなっていないのもまた音楽の本質に関わってきます。



リズムもある。これは時間軸が大きく関わってきます。


20世紀の探求

20世紀の現代音楽では、

これらをパラメーター化して様々にコントロールしようと試みられました。



まさしく「本質」を探求し続けた歴史ですね。



音の本質なのか

楽しむことの本質なのか。



また、音楽とは時間の芸術とも言われます。



その切り口から「本質」を捉えようとすると。



継起的な意味での本質なのか。

同時的な意味での本質なのか。



音楽は昔であれば

数学であったり、宗教的な儀式であったり。



楽しむとはまた違う切り口も存在します。



数学の本質や

宗教の本質とは?って話になってきちゃう。



どういった意味での本質なのか。



それによって変化すると思っています。



また、それらをさらに抽象化していき

全て包括するものが「本質」

つまり、各々の「本質」の更に抽象化ですね。



それこそが「本質」だとすると

物事全般の包括的な「本質」なってくるかなと。



もはや「神」のような存在になってくる(笑)

こうなってくるといささか、いき過ぎてきちゃいますよね。



もう形が残っていない感じ(笑)



「本質」=最も大事な根本の性質・要素

それだけでも成り立つような性質や要素ってことです。



でもこれって難しい。



ジャズでいえば、フリージャズみたいな。



もはや原曲が残っていない。。



でも、形式自体は残っていたりする。



場合によっては形式すら残っていない。



でも何かを保っている状態。



それが在るから成り立つ状態。



これによって「本質」を浮きだたせようと試みたわけですが、

順を追っていくと理解できるのですが、

いきなり提示されてもわからない。



そんな領域に入ってしまうのです。



解る人しかわからない状態。



これって「本質」って言えるのかってことです。



どこまでを本質のフレームとして扱うのだろうか。



これはアーティストとしても難しい課題な訳です。



例えば、

探って探って、本質が見つかったとして、

多くの人がそれ単体で、性質や要素を感じることができなかったら、

はたしてそれは本質として成り立っていると言えるのでしょうか。



誰にとっての本質なのでしょうか?

それとも、行き着いた神のごとき存在が「本質」?

うまく伝えることができているか甚だ疑問ですが、

この世に絶対的な本質なるものが存在するのであれば、

それは神と同じく絶対的な存在なのではないかということです。



【ユニティ】ですね。



僕の態度はそれとは異なるわけです。



相対的に捉えます。



皆の中に本質は存在する。



この世の真理なんてものはないという態度・スタンスですね。



僕はこの世の本質というものは

相対的だと思っています。



様々に形を変えていいと。



神は己の中に存在する。



つまりは一人一人が神であると。



ちょっと話がそれてしまいましたが、

何れにしてもそこまで原点回帰しようとすれば、

すでに色々な事柄が有機的につながってくるはずです。



だからこそ、

その領域においては言葉はなんでもよくなる。



専門用語を使わずに説明することが可能になる。



でも専門用語って便利じゃないですか。



一言で言い表せるから。



それを別の表現で言い表せないか?



もっと子供にも理解できるように。。



これってもはやクリエイティブな作業と変わらないわけです。



表現の世界となんら変わらない。



そんなクリエイティブな世界。



僕自身の目標としては、

専門用語を使わずに、優しい言葉で表現して

多くの人にわくわくしてもらいたいなって思います。



あなたはどんな言葉で表現していくのでしょうか。



僕にメールをくれたら嬉しいです^^



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Creations Serialism de la Guitarra