どうも、n o v a です。

あなたがある商品を売っているとします。それと同じような商品を他社も扱っている場合、あなたはどうやってそれを売りますか?


また、あなたが音楽家だったりネイリストだったり、
イラストレーターでもなんでもいいのですが、

フリーランスで仕事をしようと考えた場合に
とりあえず仕事を増やすためにどうしますか?


多くの方が、やってしまうことの一つとして
「価格で勝負する」ということがあります。


これは、まだ経験が浅い方の場合だと
仕事の経験が欲しいために値段を下げて仕事を得ようとする。


また商品を扱っている場合でも
なるべく品質を保ちながらも、値段を下げて売ろうとします。


でもこの心理が自分たちの首を絞めてしまう。


ですから価格を下げずに売る方法が必要なんですが、

「いやいや、最初からそんな方法があるなら皆んなやってるでしょ?」

って誰だって思いますよね。


でも、フリーランスの方も経営者の方も意外と
マーケティングやビジネスの勉強を専門的に学んでいないものです。


まずは価格を安くすることがなぜダメなのか
その理由からお話ししていきます。


価格を安く設定しないほうがいい理由その2

そもそも割引っていうのは極めて安直な方法です。


これは結構重要なので覚えておいてくださいね。


必ずあなたの金額を下回る”バカ”が出てくるとは
言葉は悪いですが、本当の話。


そうやって安価競争に突入するってことは
どんな業界でも一緒ですよね。


フラメンコギターの世界も一緒で、
経験を得たいギタリストが増えたことで
クラス伴奏の仕事などは一気に減っています。


これは参入者が増えたということです。


でもそうやってクラス伴奏をやっている方がそのうち
上達したからといってお金を取れるようになるかと言えば中々難しい。


無料でも勉強させてくださいというギタリストは
どんどん増え続けていて、

そして基本的に踊りの教室にとっては
どんなに下手でもいた方が良いというのがギタリスト。


ギタリストが伴奏しますという付加価値は集客において
差別化を図ることにも繋がるのですが

できればそこにお金を掛けたくないというのは
中々シビアな現実がある踊りの教室にとってシビアな現実なんですね。


そして自分自身のリサイタルの時にあなたを使うかと言えば
そんなことは無くて、

そんな時には本場スペイン人に依頼します。


中には生き残れる日本人ギタリストもいますが、
以前に比べてほんの一握りだし、

やはり当人が意識するしないに関わらず
他人とは異なる文脈がそこには必要となってきます。


成長期に入ると価格は下がっていく

同じような価格の下落は、作曲家や写真家
イラストレーターなどの世界でも起こっている。


ビジネスの世界では商品寿命というものがあり
価格が下がってきたというのは、
その商品が成長期に入ってきたことを意味します。


一般的に成長期に入ると競争が激化するので
商品の質はどんどん良くなっていきますが、
一方で安価な低価格商品も出回ります。


これは自分自身を商品とする場合において
ネットビジネスでも同じことです。


ではそんな成長期には何ができるのかと言えば、
賢い起業家や社長さんたちは、次の商品や企画を準備し始めます。


それは企画商品かもしれないし、
リブランディングかもしれない。


何れにしてもそこには変化が必要であって
既存のビジネスを行っていたら
谷底に落ちていくだけなんですね。


ものを売る2つの方法

ものを売るには2つの方法があります。

1・支払う金額を安くする(割引)
2・商品とサービスの価値を高くする


割引はそのままですね。笑


ですからもう一方の価値を高くする
ということでお話ししていきます。


これが出来るようになると
価格を下げる必要が全くなくなります。


ということで、次回は「ものを売る2つの方法」
ということでお話ししていきます。


次回予告・・・
割引不要の販売術、ものを売る2つの方法