ブランディングの変遷

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どうもnovaです。

ブランディングの世界は
激動の20世紀の間に様々に進化していきました。

今回はそれについてお話をしていきます。

ブランディングの世界にはUSPとかMSPとかいう現象があります。

聞いたことない方もいらっしゃるかもしれませんが、
平たく言えば「オリジナル」か「オリジナリティー」か。

人々が商品を選択する基準とは?といった話です。

時代の流れという切り口で、USPという現象から見ていきます。

では、いってみます。

USPの時代

まずはUSPって何ぞやってことですよね。

USP とは「Unique Selling Proposition」の略で
平たく言えば「オリジナル」なものということ。

「独自性」とか「唯一性」ってことです。

例えば、漫画家でいうところの
手塚治虫とか、石ノ森章太郎、水木しげる、
白土三平、赤塚不二夫、楳図かずお、松本零士など
戦後の漫画家の時代というのは、

オリジナルの時代だと言えます。

独自性。

つまり誰もやっていないことをやることで
オリジナルなものを作ることができた時代ですよね。

唯一の存在になれた時代。

音楽家であれば、
唯一のヒーローが存在していたわけです。

いわゆる時代の流れを作った人達です。

バッハやベートーベン、モーツァルトもそうですし
12音階技法を構築したシェーン・ベルクや
調整の中での自由を求めたベラ・バルトーク

さらにリズムの可能性を求めたストラヴィンスキー、
セリー技法を作り上げたメシアン、
そのセリー技法を完成させたブーレーズ
空間を含めて独自の視点を構築したシュトック・ハウゼン…etc..

他にもいますが、
方法論によって「流派」を作り上げた人たちですね。

チャーリー・クリスチャン、チャーリー・パーカー、
ジョン・コルトレーン、マイルス・デイビス、

など、

フラメンコであれば、
アントニオ・チャコン、マヌエル・トーレ、アントニオ・マイレーナ、
パストーラ・パボン、

ハビエル・モリーナ、ラモン・モントージャ、
サビーカス、ニーニョ・リカルド
パコ・デ・ルシア、ビセンテ・アミーゴ、エル・イングレ

もちろん他にも沢山います・・

一時代を気づいた英雄のような存在ですね。

そして最近よく言われることの一つに、

「昔ほどの影響力のある音楽家が育たない」

というものがあります。

こういったことも踏まえ、
ブランディングの変遷を見ていこうと思います。

ESPの時代

ESP とは「Emotional Selling Proposition」の略です。

「オリジナル」に対して「オリジナリティ」ということです。

一つの商品に関して、特有の機能を皆が一用に真似して飽和状態になったら、
同様の製品に対しての選択要素はってことです。

同じように便利な機能をもっているならば、

どっちを選ぶのかってことですね。

どういうことかっていうと、
オリジナルな時代というのは、
他にやっている人が少なかった時代とも言えます。

才能とかを抜かして考えれば、
他に思いつかない方法論でやったモン勝ちなわけです。

新しいことを思いついて、やってしまえばパイオニアになれる。

方法論に自分の名前をつければ自分の流派にできる。

世代からみるブランディングの歴史

オリジナルの時代を第一世代とするならば、
第二世代は?

オリジナルを批判して、
より新しいものを追求する時代ですね。

20世紀の音楽世界はまさしくこの時代でした。

古いもの、オリジナルなものを疑い、
批判して、新しいものを実験的に作っていく。

言ってみれば、オリジナルの追求です。
隙間をつつきまくっていったわけですね(笑)

そのムーブメントは、
様々なジャンルで起こりました。

そしてUSPが飽和状態になっていきます。

そして、第三世代はどこに向かうのか。

もはや、「新しいもの」をオリジナルを追求するのは主流ではなく、
現在は、オリジナリティの時代に入っています。

つまりは、同じような音楽に対して、
どのように新しい価値をつけるのか。

同じような製品に対してどのように
差別化を図っていくのかってことです。

 

音楽の70年代〜80年代に関して
クロスオーバーとかフュージョンと言われる時代があります。

様々なジャンルの音楽がコラボレーションした時代です。

コラボで新しい方向性を探っていったわけです。

これはオリジナリティの追求と言えます。

つまりはESPですね。

ビジネスの世界であればESPは60年代に起こったムーブメントですが、
音楽の世界では、80年代まで続きます。

 

ブランディングの世界はさらに進化を遂げます。

80年代にはOSP=Organizational selling Proposition という現象に移っていきます。

OSPの時代

ブランドの裏側にある企業そのものがブランドとなっていったのです。

音楽でいえば、モータウンレーベルや、ブルーノートレーベルといった
レーベルがブランド化されていった現象と言っていいでしょう。

 

ブランディングはそこで止まりません。

その先にどう進むか分かりますか?
ここまでを読み返して、
ちょっとあなた自身で考えると面白いですよ^^

でも先にすすんじゃいます(笑)

 

90年代にはブランド自身が非常に強大な力を持つようになっていきます。

BSP=Brand Selling Propotition の時代の幕開けです。

BSPの時代

この時代にはブランドが製品特徴や便利さといった
物理的な次元よりも強くなってきました。

例えば、ティファニーやグッチといったブランド、
またはクロムハーツといったブランドがありますよね。

クロムハーツのヘアピンを見たことありますか?
0の数を何度も見返すと思います。

でも、機能的にはヘアピンの域を出ないわけです。
これがBSPです。

ブランドが機能的、物理的な価値を凌駕しているわけです。

 

ここまできたら、もう次はないでしょうって思いますよね。

でもブランディングはここでは止まりませんでした。

なぜならば、インターネットが登場したからです。

テクノロジーの改新は、ブランディングをMSPへと進化させていきました。

MSPの時代

MSP=Me Selling Proposition

この用語を聞いたことがある方も多いかも知れませんね。

現在のメインストリームはMSPと言えると思います。

どういう事かと言うと、
個人がブランドを所有できる時代という事です。

音楽であれば、
自分の代わりにパソコンが演奏してくれる。

組み合わせで自分のオリジナルな曲を作曲できる。

音楽理論も、音感も、読譜能力が無くても、
感性だけで作曲が出来てしまう時代です。

様々なジャンルの音楽が溢れかえり、
簡単に手に入れれてしまう現代社会です。

ひとつのジャンルを一生かけて極めるて
昔のように「オリジナル」な存在になる時代ではないのです。

言ってみれば「個人によるコラボレーション」の時代
とも言えるかもしれません。

様々な要素。人と人がコラボして、
新しい見せ方をしていく時代。

個人の新しい見せ方=個人のオリジナリティ

です。

これは、ネット・ビジネスの世界であればより
判りやすいですよね。

黎明期、ネットビジネスをやっていたひとはごく一部であって、
やれば稼げた時代があった訳です。

何か思いつけばやったモン勝ちで稼げた時代。

そして、人が増えるにつれ、
隙間産業のような稼ぎ方が増えてきました。

人がやっていないことを探して、
隙間を突くようにして稼ぐ方法が流行し、

その時代に沢山の隙間をついて稼ぐ方法が
ノウハウ化されて高額で販売されました。

よく考えれば、
隙間を突く行為をみんなでやったら
隙間じゃ無くなることは明白なのですが。。

そして・・・

今さらにネット・ビジネスの参入者は増え続けています。

今後はもっと加速していくでしょう。

基本的なノウハウ。

昔だったら高額なノウハウだったものが、
今はメルマガや、サイトで知ることが出来ます。

様々な知識をインターネットで
簡単に調べることが出来ます。

ノウハウに価値は無くなっていますし、
今後はさらに価値は無くなっていくでしょう。

今後の価値とは

「個人のオリジナリティ」だと言えます。

その個人がどう見せていくか。

方法論は今後ますます価値は無くなっていきます。

簡単に検索出来るのですから。

グーグルに聞けば全て手に入る時代に
なっていく中で僕らが生き残るためには
「僕ら自身のオリジナリティ」
を出していかなければならない。

また、見方を変えると、
現代においては、
一人一人がオリジナルになったとも言えます。

一人一人がオリジナルになれる時代において、
オリジナリティが要求されていると。

これは言い換えれば好き嫌いの時代とも言えるかもしれません。

オリジナルの時代は、
ナンバーワンになれたかもしれませんが、
現在は、実際ナンバーワンなんていないし、
結局、好き嫌いになってしまいますよね。

本質的にナンバーワンなんてものはないという話もありますが。

オリジナリティーを簡単に出す方法のひとつは

コラボレーション

です。

そして、それを自分で勉強していくのではなく、

「他人とコラボする」

はっきり言って、今後ますます加速する世の中で、
自分一人がオリジナリティーを持とうとしても間に合わないと思います。
(もちろん最初の意識としては持つ必要がありますが、)

自分の演奏にオリジナリティーを求めてやったら、
さらにオリジナルなものを追求するためには
他人とのコラボを意識したほうが早いということです。

ビジネスで言えば、見せ方を変えていくのには、
いろいろな人とコラボレーションしていくこと。

自分はそのままでも変わらずとも、
見せ方が色々と変化させることが可能です。

ジャズの世界に
マイルス・デイビスという偉大なミュージシャンがいますが、
ある時期以降から本人の演奏自体はほとんど変わっていません。
メロディーも音色も。

オリジナルな時代からオリジナリティーを出す時代へと移っていった。

それは、他のジャンルのミュージシャンとのコラボレーション。
時代のポップスを取り入れる。など。

以降はバックの演奏を変化させることで
どんどんオリジナリティーを変化させていきました。

マイルスように、自身が変化しないだけの
強烈なオリジナルな存在でなければ、

このようなコラボレーションのなかで、
自分自身がどんどん変化していけると思いますし、
その成長の循環によって益々価値を高めていけると思います。

あなたが、
自身のサイトを構築する際も
オリジナリティーを意識してみてください。

ノウハウだけでは
他の人たちとの差別化ができず、
埋もれていってしまうでしょう。

もしオリジナリティーを構築することが難しく感じたならば、
自分の過去を振り返ってみましょう。

過去にやってきたこと。

それはあなたの財産です。

それら
過去にやってきたことと現在興味があることとコラボレーション
させてみてください。

きっとあなた自身のオリジナリティーが出てきます。

でもまだ終わりではない…
ブランディングの世界はすでに先を見据えています。

HSP=Holistic Selling Proposition の時代へと…

この未知なる世界への扉はもうすこし先にしておきましょう。

あなた自身の未来の話です。

今は、今回の話を何度も読んで腑に落とす事に専念してください。

近いうちに今後の未来。

HSP についてお話をしていきますので…

To be continued……

[ ブランディングの変遷 ]ブランディング2016/07/18 23:42