82b2c6285c35ec71be70b456a802ee15_s
どうも、nova です。

今回から数回にわたりブランディングを身につけるための講座ということでお話ししていきますが、その第1回目となります。第1回はブランディングを学ぶ上での全体像と考え方についてお話していきます。

この記事を参考にして、ブランディングについての正しい知識を身につけていきましょう。

ではいってみます。


ブランディングとは何か


まずは、ブランディングとは何なのかを説明していきます。


まず、あなたが好きなアーティストを誰でも良いので思い浮かべて下さい。


あなたが大好きなアーティスト。


ジャンルは何でもいいです。


絵でも、音楽でも、踊りでも。アイドルでも。


どうでしょうか。思い浮かべましたか。


はい。


では次に、その大好きなアーティストのことを
誰か知り合いに、どれだけ凄いかを伝えてみて欲しいのです。


想像してみてください。


どうでしょうか。


恐らくその相手に、あなたの熱意は伝えきれなかったのではないのでしょうか。


それは何故でしょうか?


あなたは、そのアーティストがどれだけ素晴らしいかを当然理解しているし、
興味を持っています。


その人はあなたにとってはとても価値ある存在ですね。


これがあなたにとって
そのアーティストがブランドになっている状態と言います。


一方であなたが、素晴らしさを伝えようとした相手は、
そのアーティストのことをよく判らなくて、あまり興味もない。


つまり相手にとっては、今はそれほど価値がない存在の人ってこと。


つまりブランドになっていない状態です。


あなたはファンでも、相手はファンじゃない。


逆にアーティストの立場から見ればファンになってもらいたい。


この心理を意図的にコントロールしていく。これがブランディングです。


ネット上のでも、お気に入りのサイトってあると思います。


本でも、お気に入りの本ってありませんか。


特に僕は、本が好きなのですが、
あまり読んでなくても装丁が好きで手放せない本ってのもあります。


もうその本の持つ強烈なブランディング力に
してやられているわけですね(笑)


でも友人には、なかなか解ってもらえませんが。。


多くの人はブランドと聞いたときに、
一般的にブランドと呼ばれるものを思い浮かべるでしょう。


例えば、


馴染みのあるものであったらギブソンであったり、フェンダー、グレッチ、
フラメンコ・ギターに詳しい人であればコンデ・エルマノスやラミレスなどの
一般的にブランドと呼ばれるものを思い浮かべるかと思います。


一般的客観的に
ブランドと呼ばれるものが存在しているかのような使われ方がしています。


しかし、マーケティング上、ブランディングが出来ていると言われる状態は、
お客さんの頭の中のイメージ上でブランドになっているという状態を指します。


ブランディングが何故必要なのか


ブランディングの必要性についてお話ししていきます。


結論からいきますが、ブランディングの構築によって、ある人にとっては
「あなたから商品・企画を購入したい」という状態になってくるということです。


ミュージシャンであれば、CDが売れますし、
LIVEにも足を運んでもらうことが出来ます。


画家やイラストレーターであれば、
作品が売れて、個展に足を運んでもらうことが出来ます。


あなたにファンが付くことで、例えばコンテンツ作成時にも
そのファンに価値を届けているという実感をもって取り組むことができます。


その意識はコンテンツの質をさらに高めますし、
質が高まることで更にファンが増えるという好循環が生まれてきます。


しっかりとブランディングを
行うことは良い循環を構築することでもあるのです。


ブランディングを行うために何が必要か

そんな良いこと尽くしのブランディングですが、
ファンを獲得するためにどんなことが出来るのでしょうか。


あなたが良く行くサイトってあると思いますが、
キッカケを考えてみてください。


細かくは色々あると思うのですが、

[list] [li-disc]調べるのに役に立ったから[/li-disc] [li-disc]もしくはなんか好きになった[/li-disc] [li-disc]ブログで言ってることに共感できて興味持った[/li-disc] [/list]
などが主な理由ではないでしょうか。


つまりあなたにとって価値が感じられたからですよね?


上記を言い換えてみると、

役に立った=コンテンツの機能に価値が感じられた=機能的価値
なんか好きになった=感情的を揺さぶる価値があった=感情的価値
言っていることに共感できた=その人の理念・信念に価値を感じた

と言えます。


つまり機能的価値、感情的価値、理念や信念これらを出していくことで、
あなたのサイトやあなた自身をブランド化させていくことが可能になるということです。



ブランディングの先にあるもの

ブランディングは扱い方によっては危険なものでもあります。


いわゆるプロパガンダに繋がると言えば
なんとなく理解できるのではないでしょうか。


熱狂的なファンにとってはあなたは神にもなれるということです。


教祖様ですね(笑)


そうしたら、あなたが勧めるものはなんだって購入しますよ。


ブランディングの構築によって、ある人にとっては
「あなたから商品・企画を購入したい」という状態になってきます。


ブランディングとはお客さんにブランドとしての価値を認識してもらう、
ブランドイメージを作るための活動と言えます。


つまり頭の中のイメージを構築するプロセスなので、
極めていけば、機能的価値と感情的価値を高めることで
様々に色をつけたブランドを構築することが可能です。


催眠術等が一般的に可能なように、お客さんの感じ方を
コントロールすることは可能なので、頭の中のイメージを支配することで
どのようなブランドを構築していくかはコントロール可能になります。


ブランディングを構築していったのであれば、
あなたの価値は高まっているので、
あなたが紹介するものなら信用できるに違いないという状態になります。


ブランディングによってお客さんはストレスなく選択することができ、
購入後の満足度も高めることができる。



あなたも、どのようなブランディングをするかでお客さんの層をコントロールでき、
好きなお客さんだけを呼びストレスなく楽しくビジネスを行っていける。


さらにテクニカルな面においてもメリットがあります。


ブランディングを究極的に行えば、マーケティングや集客
コピーライティングも最終的には省略可能
になっていきます。


つまり極めて楽にビジネスを行っていくことが可能になるというわけです。


このようにブランディングによって収入面では当然のこととして、
あなたにとってすごく自然な状態での成功を手にすることができるということです。


まさしく「人生をデザインする力」と言えます。


第2回目 機能的価値についてはこちらから。