どうも、NOVAです。
今回は「小さな変化」が「最も大きな価値」をもっているという話をしていきます。
僕らが何か新しいことを始めるときに、ついつい目標値を高く設定してしまいがちです。
一週間以内にコレをこなすとか、明日中にコレをやってしまうとか、
なんでもそうですが、目標値を高く設定してしまうと結果に繋がりにくいものです。
結果に繋がらないと誰だって投げ出したくなるものですが、
でも物事は順番にやってくるものですし、
現実には「小さな変化」っていうのは起こっています。
つまり結果にフォーカスせずに、
「小さな変化」を意識していくと上手くいくことが多いです。
勉強ってなに?
僕は学生の頃、いわゆる 10代の頃って全然勉強に興味がなかったタイプです。
本当に何を勉強していたのか覚えていないくらいに興味が持てなかったんです。
そもそも学習に興味が持てなかったし、
勉強するということ自体がよく判らなかったんですよね
テストとというものがあって、
どうやら正解すれば点数がもらえる。
だから勉強しないといけない。
そんな感じでした。
でも何をどう勉強していいのかわからな
いし、そもそも勉強という行為そのもの
が感覚的に腑に落ちていませんでした。
そんな僕の小学校の時代って
いわゆる 1x1=1が理解出来ないタイプ。
ちなみに高校卒業後 1年間予備校に通った経験があるんです。
まぁ。そんな状態で生きてきたので、1年間予備校に通ったところで
偏差値ってものはほとんど変わらなかったんですが。
予備校でいわゆる「青春時代」を繰り広げるくらいにダメダメだった。
(予備校行ってるのに無免で捕まったりしてたので・・・)
でも一つだけ得たものがありました。
勉強するクセがついたんです。
ほんとに少しだけでしが、この予備校時代に
「理屈で考える」ってことを覚えた気がしています。
ちなみにその後、音楽をする上では必ずしも理屈で考えるってことは
有効に働かないという経験をしましたが・・・汗
その後、実は半年だけ大学に通うという経験をしたのですが、
この時には、すでに勉強する癖が残っていたので
講義では毎回最前列に座わるし、予習も復習も必ずしていくし
知人の出席カードも出してあげる。
講義ノートを見せてあげたこともありましたね。
人生で初めて、優等生になったって実感を覚えました!
とはいっても何らかの結果を出す前に辞めてしまいましたが・・。
それでも、勉強する楽しさに
何と無く気がつきはじめた僕は、その後も優等生を続けます。
この勉強するというスキルを身につけたことは
その後、音楽を専門的に勉強する段階では
特に音楽理論の習得には非常に役に立ちました。
音楽の専門学校時代は、
テストの成績は常に1番2番を争う感じでした。
この経験をシェアしつつ何をお伝えしたいのかというと、
キッカケは予備校時代に”小さく始まった”ということです。
正直、予備校時代はどうしようもない生徒でした。
でも足掻いていました。
勉強しなきゃいけないって思って、足掻いていました。
結果はほぼ出なかったのですし、
無免許で捕まったし、2度もストーカーに間違えられたし、
コンビニの前でタバコ吸ってアンニュイに浸ってたし、
そりゃあ、結果でないでしょ。
ってなもんなのですが、
でもそれでも、確実にほんの少しのキッカケにはなったんですね。
でも1年間かかっていますし、
大した結果も出なかったんですけどね。
え?
大学入れたって?
ここだけの話。(って書き込んでますが。)
偏差値が最低ランクの山の奥の大学でした。
寮に入っていたのですが、
ほとんど暴走族上がりで、
武勇伝を自慢しあっているような。
そんな大学でした(笑)
まぁ、それはそれで面白かったのですが、
ほんとに結果には繋がらなかったのです。
でも足掻いたことは無駄にはならなかった。
そして、最終的には結果につながったわけです。
自分でもそうなると思っていたわけではありません。
でも、なんか勉強するってことが身についてしまった。
あなたが何かに対して
結果を求めたとして、でも結果が出ないとしても
それは0ではないってことです。
表面に現れていないだけで、
小さく始まっているのです。
結果なんて積み重ねたものの
上澄みみたいなものですからね。
「小さく」これは全てにおける重要なキーワードです。
物事は全て小さく始まるものです。
物事は一見大きく変化したように見えても
実のところは水面下で小さく変化しており、
それが目に見える状態として一気に現れただけのことです。
ですから、あなたが、
今後新しく何かを始める意志を持ったのであれば、
「小さい変化」これを大事にして欲しいと思います。
「小さい変化」これを人は見誤ります。
本当に価値のあるものは
「大きな変化」 ではなく、「小さい変化」なのだと。
「小さい変化」の積み重ねにすぎないのですから。
新しく始めたことが、中々上手くいかないといとき。
習慣付くまでは少しの間は
足掻いてみるのも悪くないですよ。
僕のギターの生徒さんを見ていると
本当に思うのですが、
初心者の方ほど、少し弾けたことにとても喜んでくれる。
本当にドレミが弾けたとか、そんな何てことないことですよ。
逆に、Fコードとか押さえられなくて
ギターを挫折する人が8割とも言われますが、
実際に生徒さんを見ていても、
Fコードを押さえれるようになる時って
いつの間にか押さえられるようになっているので、
「ほら、もう押さえられているよって。教えてあげると」
「本当だ。押さえられてますねぇ〜」みたいな(笑)
そんな小さいことに大きく喜んでくれる生徒さんを見て、
僕もこの気持ちを大事にしようって思います。
何てことないことに、大きく感動する。
これを持っていれば、
何だって出来るんじゃないかってすら思います。
実際にはFコードを押さえられる「コツ」のようなものがあるので、
それを手取り足取り教えることで、
ほんの1回のレッスンで
全ての初心者の生徒さんが
「なんか自分にも出来そう!」って思ってくれてます。
この「コツ」というものの説明を文章にするのは難しいのですが
その人の身体の使い方を見て、微調整するんですね。
これってコンサルティングも一緒ですから、
やはりスカイプで音声したり、
理想的には対面でコンサルティングしていくことでしか
お伝えできない、その人にあった指導というものがあります。
何れにしても、
ギターを弾くとなると左手だとか右手だとか指だとか
そういったことばかりに意識が行きますが、
一見関係ない部分を、それこそ小さく意識することで
1ヶ月経っても出来なかったことが簡単にできたりする。
結果的に大きくレバレッジが効くことがあるということです。
僕はいつも「小さな変化」を大切にしてくださいと
声を大にしていっていますし、
だからこそ、結果ではなく
プロセスに生きてくださいとお伝えし続けています。
あなたもぜひ小さな変化に目を向けて、
大きく感動出来るように意識してみてください。
きっと日々の生活も今以上に楽しめますよ。