どうも、n o v a です。

昔、中国の春秋戦国時代に言葉を操り、影から時の権力者を操っていった人達がいます。そのような時代に、圧倒的に有利なポジションから、刻の権力者たちを相手にとり、言葉の力で立ち回った人達がいます。


戦国の時代に言葉の力で諸国を縦横無尽に駆け巡る彼らは縦横家(しょうおうか)
と呼ばれました。


インターネットはまさに戦国時代

2011年から地球上の情報が急増し始めていて、
2020年には35ZBもの情報が溢れかえると言われています。


さらには近い将来49%の職業が失われ、
貧困の差はさらに激しくなると言われている現在、
ネットビジネスの可能性を見出して、
この業界に参入する人達はますます増えています。


まさにネットビジネス戦国時代と言われる現在、
春秋戦国時代に言葉の力だけで諸国を駆け巡った
縦横家(しょうおうか)からあらためて学ぶことは多く、

また僕らはこのインターネットの世界を縦横無尽に駆け巡る縦横家(しょうおうか)
と言えます。


鬼谷子とは何者?

日本において最も有名な中国古典といえば、
兵法を説いた「孫子」が挙げられると思います。

春秋戦国時代にその弁舌をふるって名を残した人と言えば、
二人の「孫子」と言われた思想家である孫臏(そんぴん)
とか孫武(そんぶ)の名前が上がります。


そして彼らの師にあたるのが鬼谷子(きこくし)
だと言われています。


彼に関しては詳しいことがわからないようですが、
その教えは「鬼谷子(きこくし)
」として書き残されています。


またこの「鬼谷子(きこくし)
」にある言葉の技術が当時の歴史上猛威を振るったことは
「史記」にも登場する蘇秦(そしん)張儀(ちょうぎ)の記録によっても明らかなようです。


揣摩(しま)」の術を操り一国をも追い詰めた蘇秦(そしん)

蘇秦(そしん)という人物はその弁舌だけで地位を極め、
一国を追い詰めてしまった人物とされていますが、


鬼谷子について弁舌の技術を学び、諸国を遊舌して回ったあと、
すっかり貧乏になって郷里に帰ってきた彼は妻や親戚一同にバカにされる中、
一人家にこもり「周書陰符(しゅうじょいんぷ)
」という書物を読みふけり、弁舌をさらに独学。


一年後、幸世他人の心を操る神秘的な技術として知られる「揣摩(しま)
」の術を完全に身につけたとされます。


彼が独学したという「周書陰符(しゅうじょいんぷ)
」という書物については詳しくはわかっていないようですが、
一説には、太公望という、鬼谷子(きこくし)
よりもさらに古い時代の英雄に仮託して
作られた心理学の書で、その内容は「鬼谷子(きこくし)
」の中の「本経陰符(ほんきょういんぷ)
七術」というしょうと同じものであるとも言われています。


その後独学を終えた彼は「合従策(がっしょうさく)
」と言われる自らの策を説いて回り、ついには
その弁舌だけでつの国を追い詰めてしまうに至ります。


彼が身につけた「揣摩(しま)
」の術は、まさに人を言葉で動かす「鬼谷子(きこくし)
」の一つの根幹をなす術です。


この鬼谷子(きこくし)
の技術がどのようにしてネットビジネスに活かしていけるのか。


戦国の時代に命がけで言葉の力を極めた鬼谷子(きこくし)
の弁論術がどのようなもので、それを如何にWebライティング場で操っていけばいいのか。


まさにネットビジネス戦国時代と言われる現在、
春秋戦国時代に言葉の力だけで諸国を駆け巡った縦横家(しょうおうか)

同様に僕らもこのインターネットの世界を縦横無尽に駆け巡る
縦横家(しょうおうか)となっていきましょう。


※参考図書



次回予告・・・
鬼谷子から学ぶライティング技術【弐】