どうも、n o v a です。

前回に引き続き、お客さんの頭の中にある価値を高めていく具体例をケーススタディ(事例)とともにお話ししていきます。

ではいってみます。


おまけ

次に何らかしらの「おまけ」をつけることでも
価値を高くすることができます。


僕がまだ小学生の頃、「ビックリマン・チョコ」という
お菓子が流行った時期がありました。


ウエハース記事のチョコのおまけとして
キャラクター・シールが入っているのですが、

これが世の中で大ヒット。


シール目当てに大人買いして
お菓子が道に捨ててあるとう社会現象にまでなった。


実際に僕もなんどもお菓子が捨ててあるところを目撃しました。


つまりおまけの価値がお菓子の価値を上回っていたんです。


「おまけ」の方が価値が高くなることすらある、
という良い事例ですし、

同じようなことはまだまだ他にも沢山あります。


プロ野球チップス
ガムラツイスト
ラーメンバー

などなど、特にお菓子業界では「おまけ戦略」は
いたるところに見受けられます。

もちろんお菓子業界以外にも
化粧品業界や、またテレビショッピングもいい例ですよね。


「おまけ」つけるくらいなら、安くしてくれよって、
もしかしたら、あなたはそう思うかもしれませんが、

きちんとデータ分析をした結果、おまけをつけた方が世間の反応が良いことが
わかっているからこそ、企業は「おまけ」をつけるんです。



あなたも日常で、「おまけ」によって
価値が高められている商品やサービスを見つけてみてください。


意識するだけで、面白いほど見つかってきますよ。


パッケージ

パッケージングは非常に大切です。


ロレックスの時計が、ガチャガチャのケースに入っていたらどうでしょ?


例え本物だったとしてもかなり嫌ですよね。


ビニールの袋に入っている時計に何千万も払いたくないですよね。


逆に5000円くらいの時計であっても
ガラスのショーウインドウに丁寧に並べてあって、
購入時もしっかりとしたケースに入れて、

さらに綺麗な包装紙で包んでくれていたら
とても5000円の時計には感じられないと思います。


高級お菓子などは、木の箱などに入っている場合もあり
原価で考えたらパッケージ代の方が高いんじゃないかって
思うようなことすらありますが、

それでもパッケージを整えるだけで価値がある商品に見えてしまうから不思議なもの。


これは商品だけに限ったことではありません。


あなた自身を売るときも、
あなた自身がどのようにパッケージングされているかは中身同様に大切です。


恋愛などを考えて見ても
そこには、髪型、化粧、服、靴、爪、話し方、
仕草、知識、コミュニケーション能力と

多くの要素で持って、あなたを彩るわけですから
これは全てパッケージングと同じことです。


あなたが自分のことをミュージシャンだと思っていたら
商品の根幹にあるものは本当は音楽に関係する部分ですよね?


でもあなた自身のパッケージによって
お客さんがあなたを見たときの印象というのは大きく変わりますし
印象が良ければ、あなたの音楽の印象にも多大な影響を与えます。


サラリーマンであっても一緒です。


商談の際には、商談以前に、先ほどの例のように、
たくさんの情報が相手に届いていますから

あなたの印象が悪ければ、せっかく良い話を持ってきてても
相手はそれを悪い色眼鏡で聞いてしまう可能性がある
ということです。


しかも一旦持ってしまった印象というのは
後から取り戻すのは難しいものですから、
そういう意味でもパッケージというのは本当に大切です。


人は中身と外見は車でいうところの両輪です。


どちらか一方だけでは前に進みませんし、
中身と外見とどちらが先とも言えません。


中身は外見となって現れますし、
外見は心を整えてくれます。



これは商品やサービスであっても全く一緒です。


ともすればどちらかに偏りがちになってしまいますし
僕なんかも中身に偏る傾向があるのですが、

だからこそ意識してバランスよく整えていきましょう。


次回は特典、サービス、期間限定という3つの項目について
今回と同じように見ていきます。


では最後までありがとうございました。


次回予告・・・
「第3回」セールス不要!お客さんの頭の中の価値を高める具体的な6つの方法