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どうもnovaです。


今回は「オリジナルは存在するか」についての続きです。

オリジナルは存在しないことをお話ししてきましたが、その上でオリジナルを創出させる方法があります。今回はそのことからお話しをしていきます。

ではよろしくお願いします。

自分の信念として語る

みんな何かに着想を得ている。

だからまるまるパクるのではなく、アイディアをパクるんだってことは良く言われることですよね。

でもアイディアであってもなんであってもパクリはパクリなわけです。

0から生み出しているわけじゃない。

じゃあアイディアをパクりましたっていって出てきたものが他の人と似たようなものだったら?

どっちがオリジナルなんでしょうか。

オリジナルとかオリジナルじゃないとかどうでも良くない?っていう人がいます。

確かにどっちでも楽しければいいですよね(笑)

でもそういう視点にたっている方の多くが、情報を右から左にながして終わっています。

つまり得た知識をただ流している状態です。

トレンドアフィリエイトであれば、あの芸能人がこんなことやらかしたらしいっていう記事をだた書いているような感じですね。(トレンドアフィリエイトとかよくわからない方は、ネットビジネスの種類で詳しく紹介していますが芸能記事を書いて集客をしてアフィリエイト収入を得る方法です。)

情報に溺れやすいタイプとも言えます。

ですから必要なことは自分自身の信念として語るということです。

自分の意見を持つということですね。

さっきのチャーリーパーカーの話で言えば、ソニースティットなんかはそっくりな演奏なわけです。

でも評論家の人たちは全然違うという評価をする。

なぜかといえば、ソニースティットは自分の信念をもって演奏しているのです。

音符はパーカーそっくりで、他の人がソニースティットの演奏をコピーしても、パーカーのコピーに聞こえるかもしれない。

でもソニースティットは自分の信念をもってそれを演奏したからこそ自分のオリジナルとすることができたのです。

つまり自分の信念として語ること。信じるものを語り、共有することによって相手を導くこと。

それがオリジナルということです。

学び、考え、行動し、そして信じて発信する。

取り込んだ情報を100%の信念で語る。

もうこれは自分自身だって信じて信念をもって取り組み、自分の血肉としていくことで、もはやどこからそのアイディアを得たのかわからない、どこから着想を得たのか覚えていないような段階にきます。

そうするとどこから着想を得るとかそういうことに興味がない状態になります。興味は自分の体内にあるそれをどう育てていくかということだけになります。

つまりこうやって育てた信念がオリジナルというわけです。

ある起業家の人が、信念のない言葉はコピー、信念のある言葉はオリジナルと表現されていましたが全くその通りだと思います。

情報に溺れ迷う現代人

21世紀の現代は地球が生まれて初めて世界中にネットワークが張り巡らされ、今までになく世界はひとつに向かっています。

音楽は溢れ、ほぼ全てのジャンルの音楽を一瞬で手に入れることができます、しかも安価で。

一昔前のお気に入りのスタイルを幾つかでまとめればオリジナルとなれた時代の延長で、いまは人類は総アーティストとなってきています。

インスタグラムでは動画や写真で溢れていますが、そのクオリティは目を見張るものがあります。

カメラのテクニックはi pohne が補ってくれます。音楽ではGarageBandがあります。

音楽をやったことがなくても、楽器を弾くことができなくても、理論を知らなくても、ポチポチとパソコンを弄るだけで誰でも作曲出来るのです。

これまでのアーティストが沢山の時間と労力をかけて習得するしかなかったテクニックをパソコンが全て補う時代となってきています。

結果としてより感性が問われる時代とも言えますし、手軽に観たり聴いたりできる環境は人類の感性を確実に上げています。

もはやアーティストは特別な存在ではなく、あなたもアーティストなのです。

タイムマシーンで昔に戻ったら確実に僕らは一流のアーティストですし、オリジナルな存在ですよね。(笑)

バラバラの情報は個人や企業によってインターネット上でますます整理されています。

が情報は整理されたけど選択肢が多すぎる時代とも言えますよね。

選択肢が多すぎて1つの情報を信じることができない時代。

それが人々の新たな悩みとしてあるわけです。

このサイトのこの記事も半分怪しいな〜って疑いながら読んでいる方もいるかもしれないですよね(苦笑)つまりなにか信じるものを必要としている時代とも言えます。

道を示し共に歩むこと

そのような時代において必要なのはリーダー的な存在でしょう。

僕らはリーダーとして語り、リーダーとして行動する必要があります。

今はみながリーダー的な存在になれる時代です。

自分が信じるものを共有することによって相手を導くことこそがオリジナルといえます。

オリジナルとは僕らの育てた信念のことです。

多くの人が選択肢に迷い、何か信じるものを必要とするなか、自分の信念を語り道を示し共に歩む。

オリジナルかどうかを決めるのは世の中じゃなくて僕たち自身ということです。

世界に認められる必要もオリジナルを証明する必要もないのです

。自分でオリジナルと決めたのなら信念をもってオリジナルにしていきましょう。

信念を持てないのであれば、信念をもてるものにしていきましょう。

世の中にはパクリでもなんでも信念をもって人を導く人がいます。

信念があるから人を信じさせることが出来るのです。

いわゆる詐欺師って呼ばれる人たちですね。

そこからも信念の重要さが伺えます。信念を持ってもその信念が間違っている時もあるものです。

自分が信じているものが間違っていたと気が付いたら、そこに固執せずに素直に間違いを認めて修正していきましょう。誰かの後ろを歩いていれば、前の人が間違えてくれます。

でも僕らがリーダーとして前をあるくのであれば、僕らが後ろの人たちのために間違えて、悩み、苦しみ、考えてあげる必要があります。

そうやって後ろの人たちに答えを提示していくのです。

リーダーとして前をあるかないとしても、盲目的になっていては置いていかれてしまいます。

積極的にリーダーについていく姿勢は大事です。

世の中のニーズと信念の差異を埋める

世の中のニーズと自分の信念が食い違うことは往々にしてあります。

最初にお話しした、マーケティングの世界でマーケットインとプロダクトアウトという発想があります。


マーケットインとは、市場を調査し、市場の声を汲み上げ、市場が求めているものを作り出すことです。

プロダクトアウトとは一般的に市場のニーズを汲み取るよりマーケターの感性を重視しその感性を反映させて商品や企画を生み出していく事です。


つまりマーケットインとはニーズにあわせて生み出すこと。

プロダクトアウトとはニーズとは関係なしに感性で生み出していくことです。

もしもあなたがビジネスとして稼ぐことを考えるのであれば、このマーケットインとプロダクトアウトをシンクロさせていくことが大事になってきます。

マーケットインだけに特化させると稼ぐことはできてもモチベーションが保つことが難しくなります。

プロダクトアウトだけに特化させると稼ぐことが難しくなります。


それらの差異を埋めるスキルというものがあります。

それは、演出するスキルです。


つまりニーズから誘い、徐々に信念を語っていくという演出です。

最初にニーズに答えて、そこから徐々に自分の言いたい方向へ誘導するということです。


有名なミュージシャンも売れない時期というのはあるものです。

そんな時期に彼らは大衆が求める音楽を演奏して生活費を稼ぎました。

ジブリやユーミンなどを演奏したほうがウケがいいのです。

あなたのオリジナルを信念を語ってもまだ聞いてくれる人は少ないのであれば、最初は彼らが聞きたいことを言ってあげて、徐々に自分の信念を出していく。

つまりプロダクトイン的発想で信念を語っていく、それをマーケットイン的発想で世の中のニーズに合わせて演出するということです。

この演出のスキルをもっていれば、音楽であれ、絵画であれそれを仕事にしていくことができるようになります。


今回は個人的に考え続けてきた問題ということもありかなり長くなってしまいました。

同じことで悩んでいる人にとって一滴の雫となってもらえると幸いです。

ここでお話ししてきたことがあなたにとっての正解かどうかはわかりません。

あなたの考えがあなたにとっての正解です。

そしてそれは「今のあなた」にとっての正解です。

未来のあなたにとっては違うかもしれない。

それでもいいのです。

大事なことは常に今のあなたが信念をもって語ることができるかどうかです。

《固執することは信念とは相反する》これが【オリジナル】に拘ってきた僕の一つの答えでもあります。

軸をもつことと固執することは違うので気をつけたいですね。

次回もコンテンツ作成講座としまして、良いコンテンツの条件とは?ということで話をしていきます。

お楽しみに^^


nova


→良いコンテンツの条件とは?