どうも、novaです。

今回は「FAB FORMULAーベネフィットの4段階を詳しく解説ー」ってことでお話をしていきます。
別途コンテンツにて「ベネフィット」の項で「ベネフィット」には4段階あると説明しましたが、
今回はこの4段階についての説明となります。

ではいってみましょう。

FAB FORMULAって何?

FAB FORMULAですが、これはベネフィットの使い分けの公式のことです。

「ベネフィット」には4段階ありますが、その公式がFAB FORMULAです。


FABとは・・

Features(フィーチャー)機能
Advantages(アドバンテージ)利点
Motives(モティーフ)動機
Benefits(ベネフィット)利益

のそれぞれの頭文字をとった略語です。

この略語の中にMは入っていないのですが、
ベネフィットの4段階にとってとても大切な要素となるので、
ここで合わせて説明していきます。

Features(フィーチャー)

Features(フィーチャー)とは「機能・特徴」と訳されます。


つまりはその製品が持っているもの(=Have)のことですが、
これを機能と特徴の観点から見てみます。

特徴とは、そのものの外見からわかるものと言えます。

例えば・・
製品の形態やサイズなど(PDF⚪︎ページ、音声、⚪︎分など・・・)です。
「その製品はMP3の音声ファイルで出来ていてサイズは24MBで44分の長さ」といった感じです。


機能とは、持っている機能(中身)などです。

例えば・・
「GarageBandは音楽を作る機能を持っている。」と言った感じですね。


こういう「持っている機能や特徴(=Have)」がFeaturesです。


Advantages(アドバンテージ)

Advantages(アドバンテージ)とは「利点」と訳されます。


「その機能は何をするのか(=Do)」ということです。


その商品を手に入れたら何が起こるのか、
その機能は誰に何を提供するのか?ということです。


例えば・・・
「GarageBandは録音したり再生したり、音源を組み合わせたりすることができる」
といった感じですね。


Motives(モティーフ)

Moties(モティーフ)とは動機と訳されます。


「その機能が満たしてくれるもの(= Satisfy「満足」)」ということです。


例えば・・・
「GarageBand」であれば、

「音楽作成の簡略化、レコーディングの簡略化
音源ファイルの生産性の向上など・・」


こういったもの満たしてくれるものが何なのかということです。


これが「その機能が満たしてくれるもの(= Satisfy「満足」)」であり
Motives


Benefits(ベネフィット)

Benefits(ベネフィット)とは「利益」と訳されます。

「これらの機能は何を意味するのか(=Mean)」ということです。


利益(ベネフィット)という意味は
利点(メリット)よりも広いイメージを持ちます。


円を描いてベネフィットそのなかに利点とか色々が入っているイメージです。


「これらの機能は何を意味するのか(=Mean)」とは
この商品を入手するとあなたはどうなるのかという、
素敵な未来を具体的に想起させて「感情」に訴えかけるということです。


感情に訴えかけるということは、コピーライティングのテクニックとしては
GDTの法則が使えるポイントだということです。


GDTの法則に関しては別途コンテンツで詳しくお話ししています。
GDTの法則


例えば・・・
「GarageBand」であれば、

「音楽理論や作曲法、楽器の習得なしに
パソコン一台で世界であなただけの曲を簡単に直ぐ作曲できます。」

従来の音楽の勉強や楽器の習得にかけた時間をかけずに済む。

従来の音楽的能力に依存した作曲法よりも10倍は生産性が向上

場合によっては費用対効果は数百万円にも及ぶ


という感じです。


もう一つ大切なことがあります。


それは、ベネフィットというのは、
ブランディング構築がしっかりとできているのであれば、
それほど前面に出さなくても大丈夫ということです。


あなたがブランディング・ビジネスを行っていく場合は
そこまでベネフィットを打ち出さなくても良いということです。


ベネフィットを前面に打ち出すことに抵抗がある人も多いと思いますが
その場合はブランディング戦略を打ち立てて、
ビジネス展開をしていくことをお勧めします。


今回は「FAB FORMULAーベネフィットの4段階を詳しく解説ー」
ということで解説してきましたが、
しっかりと腑に落として頂けましたでしょうか?


では今回も最後までありがとうございました。


nova