WordPressの投稿記事には「カテゴリー」と「タグ」という仕組みがあります。
どちらも記事を整理するための仕組みなわけですが、これらは固定ページには存在しません。
その理由やカテゴリーとタグの違いなどをお話ししていきます。


カテゴリーとタグの違い


カテゴリーとは大きな整理の仕組みです。


タグとは細かい整理の仕組みです。


▪️
▫️ホテルに例えて説明していきます」
▪️

この場合、1つ1つの記事を、ホテル内の1つ1つの部屋として例えていきますが、
部屋は各階ごとに番号が振られて別れていますね。

何回の何号室と整理されているので、
どの部屋(記事)も「⚪︎階の部屋」、もしくは「⚪︎⚪︎の間」のように整然と整理されています。


とてもわかりやすいですが、
じゃあアンティークな「机のある部屋」、「南向きの部屋」、「角部屋」などで整理するさいは、
部屋の中のさらに細かい「キーワード」で整理していきますよね。


カテゴリーはより抽象、タグはより具体といってもいいかもしれません。


「りんご」という(抽象)カテゴリーを設定したら、


より具体(タグ)になるのは、「青森のりんご」「美味しいりんご」「赤いりんご」
さらには「フジ」「ジョナゴールド」「陸奥」「王林」「紅玉」・・などの個別名称


逆に「りんご」を一つの具体(タグ)として設定したら、
より抽象なものがカテゴリーなので、「果物」とかになります。


さらに「果物」を具体として、より抽象化すると「食べ物」とかになります。


この場合は「食べ物」というカテゴリーがあって、
「果物」「りんご」「個別名称」全てがタグとなります。


では違いが理解できたところで、実際に「カテゴリー」や「タグを設定」していきましょう。


カテゴリーを設定する

まず例によって管理画面の左側のサイドメニューをみてください。


「投稿」→「カテゴリー」


で「カテゴリー」を開きます。


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次に「名前」と「スラッグ」を入力していきます。


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①が「名前」
②が「スラッグ」

です。


①の「名前」にはカテゴリー名を入れてください。

②の「スラッグ」とはURL表示用のカテゴリー名のことです。
パーマリンクの設定というものをやったと思いますが、
その際に「%category%」を入力された方は、ここに入力した文字が反映されます。


最後に忘れずに「新規カテゴリーを追加」をクリックします。


登録が完了すると、ここに今登録したカテゴリーが表示されます。


カウントという項目は、このカテゴリー内の記事数のことです。


カテゴリー名の上にマウスカーソルを合わせると「編集」や「削除」リンクになるので
十分に注意しましょう


では続いてタグの設定についてです。


タグを設定する

画面形式は先ほどの「カテゴリー」の設定とほぼ同様に行います。


「投稿」→「タグ」とすすみます。


ほとんどは一緒ですが、「カテゴリー」は親子関係と呼ばれる、
階層構造化が可能ですが、「タグ」はそれができないです。


ではさっき同様に画面でチェックしてください。


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今回は投稿記事内のカテゴリーとタグの違いについてお話ししましたが、
理解していただけましたでしょうか?


では次回はいよいよ投稿記事や固定ページの作成についてお話ししていきます。


WordPressの投稿記事と固定ページの作成方法